ロシア ドローン ネット

ロシアによるウクライナ侵攻で多く使用されているのはドローン兵器です。一般人も購入できるようなドローンに弾頭や手榴弾などを搭載した兵器になるのですが、ロシアはこの対策として街灯と街灯にネットを張り対策し始めたと報じられています。

これは最近明らかになったもので、SNSに投稿された内容では撮影されたのはロシアが占領しているウクライナのドネツク州バフムト市内だとしています。

このネットはどのようなものなのかについてはタイトルや見出しでも紹介したように上空から緩降下で突っ込んでくる自爆FPVドローン対策です。(FPVはドローンに搭載したカメラを使って一人称視点で操作されたドローンのことで一般的にはドローンレースなどに用いられる運用方法)
こちらが実際に撮影されたバフムトの自爆FPVドローン用のネットです。このよう等間隔でネットを張ることで降下しながら飛行するドローンに対して妨害するという効果があると考えられます。

実際はそれほど効果無しか

ぱっと見た感じかなり効果がありそうなのですが、すでにこのネットとネットの間、もしくはネットが終わった後に攻撃されるロシアの戦車が確認されています。
一定の速度で移動する戦車を撃破するには操縦者のスキルは必要とされるものの、ネットを使ったところで完全に防ぎきることは難しいことが分かります。

このように既にウクライナの戦場では対戦車ミサイルの弾頭を積んだ自爆ドローンがオペレーターにより操縦され撃破される様子が毎日のように投稿されています。そのなかには塹壕の中に作られた地下地下室に入り込むような高い操縦技術もったウクライナ兵がいることが確認されており、彼らにとってはこの程度の網であれば突破可能ということになりそうです。