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国内外の複数メディアによると最近電気自動車の暴走事故が相次いでいるという韓国で乗客を載せたタクシーが暴走。時速188km/hで車に突っ込んだものの一命を取り留める事故があったと報じられています。

韓国メディアJTBCなどによると、大邱という都市で電気自動車のタクシーが衝突事故後暴走をはじめ最高速度188km/hで信号待ちの車に衝突する事故が発生したと報じています。

この事故は乗客を載せた状態のタクシーが走行中に信号無視してきた車と接触したことで始まりまります。タクシーは飛び出した車と衝突したことをきっかけに突然加速開始。乗客がブレーキを踏んで!エンジンを切れ!と指示しドライバーがなんとか車を止めようとしたものの加速し続けました。



当時の様子として乗客は「ドライバーはアクセルは踏んでいなかった」と話しています。正しくは「足はブレーキの位置にあった」と証言しており、少なくともアクセルを踏んでいなかったことが目撃されています。

しかし何をしても車はとまることなく2km以上暴走し続け他の車に衝突したことで横転。ようやく停止しました。ドライバーと客は骨折など大怪我を負ったものの命に別状はなかったとしています。

ドライバーによると今回の事故について「エンジンを切ってもだめだった。これから死ぬことしか考えられなかった」といい、電気自動車については他のドライバーも同様の急発進事故を起こしておりそれがよぎったとしています。また「お金を稼ぐためドライバーをしないとだめだが怖い。自分に自信がない」とも話しています。

この事故について韓国警察は車両の記録装置を国の調査機関に送り事故原因の調査を行っているとしています。