いつの間にか北朝鮮を核保有国として対応を迫られるようになった極東アジア。アメリカは最近、9年ぶりに核兵器使用に伴う対応を記した改訂版を発表し、北朝鮮についてはどの時点でも核兵器を使用してくる可能性があると評価しています。
これは今月28日、アメリカ国防総省が9年ぶりに発表したもので2023大量破壊兵器対応戦略という核兵器をはじめ様々大量破壊兵器の使用基準などを記載したものになります。
それによると、北朝鮮に関する内容としては核兵器をはじめとする生物・化学兵器などの大量破壊兵器は物理的衝突のどの段階でも使用できる選択肢をとっているとしています。
合わせてアメリカ国防総省は「北朝鮮はアメリカ本土と同盟国およびパートナーを危険に陥る移動式短距離、中距離と大陸間の核能力を開発し配置している」とし、これらは機能する兵器として、事実上核戦力を保有する国として認めている内容となっています。
それによると、北朝鮮に関する内容としては核兵器をはじめとする生物・化学兵器などの大量破壊兵器は物理的衝突のどの段階でも使用できる選択肢をとっているとしています。
合わせてアメリカ国防総省は「北朝鮮はアメリカ本土と同盟国およびパートナーを危険に陥る移動式短距離、中距離と大陸間の核能力を開発し配置している」とし、これらは機能する兵器として、事実上核戦力を保有する国として認めている内容となっています。
またアメリカ国防総省は、北朝鮮が昨年の核武力使用政策を法制化したとしこれを通じて北朝鮮が「自ら宣言した核保有国の地位を再確認し、核使用条件を確立し非核化を拒否した」評価。北朝鮮が戦争に使用できる化学兵器は数千トンを保有しており、砲と弾道ミサイル、非正規軍を通じて大量破壊兵器として化学兵器を散布できると分析しています。
また中国については『最も複合的で緊急な挑戦』と指摘し、中国が2030年までに核弾頭を1000発、2035年まで1500個を配置する可能性が高いとしています。
アメリカは「今後10年、米国が核と生化学兵器セットで武装した中国とロシアの2つの国家を相手するなか、北朝鮮やイランが持続的な脅威として残る」としています。
参考
アメリカは「今後10年、米国が核と生化学兵器セットで武装した中国とロシアの2つの国家を相手するなか、北朝鮮やイランが持続的な脅威として残る」としています。
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