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砲弾不足が深刻とされるロシア。既にいくつかの国から輸入していることが明らかになっているのですが、最近公開された動画から旧ソ連時代の122mmロケット砲に原点があるイラン製ロケット砲を輸入したことが公式に確認されました。

詳細は不明ですが2023年10月上旬にロシア軍が公式動画として公開された映像の中に122mmロケット砲が映し出されていたのですがこれがイラン製のものでした。


動画ではイランから輸入したものと説明されたいのかは不明ですあが、記事によるとこの兵器はアーラシュ無誘導砲ロケットと呼ばれるもので、元になったのは旧ソ連時代に開発された122mmロケット砲がベースになっています。

122mmロケット砲で最も知られるのは第二次世界大戦時、ソ連が使用していた多連装ロケット砲BM-21グラートです。


この122mmというのは第二次世界大戦以降も旧ソ連および東側では一種の規格のようになっており、同じ口径のものが現在も運用されています。つまり第二次世界大戦中の兵器がロシアに輸出されたという意味ではありません。

イラン国営メディアによると、アーラシュロケット砲の砲弾については無誘導ですが、狙った位置から7メートルの精度で標的を攻撃できるとしており、大量のロケット砲を降らせることで一体を壊滅させることができるということになります。

参考