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国内外では嫌がらせという意味で大量の硬貨で支払うケースが度々報じられてますが、今回はアメリカです。とある溶接会社がその下請けに対して小切手などの手段ではなくすべて硬貨で支払いを行ったところ追加で金を払うハメになったと報じられています。

現地メディアによると今回裁判に負けたのは親会社のJMFエンタープライズという会社です。訴えたのはその子会社となるファイアード・アップ・ファブリケーションで、親会社が代金として2万3500ドルを紙幣ではなくすべて硬貨で支払ったというものです。

そもそもこの代金についてもJMFは「子会社の作業レベルが水準に満たしていない」などとして支払いを拒否していました。その後子会社が代金が支払われていないと訴えたところ認められJMF側が2万3500ドル支払うことで合意していました。

しかしJMFは鉄製の容器2万3500ドル分(約330万円)の硬貨を入れ子会社の弁護士に送り付けました。親会社側は「アメリカで使用できる貨幣だ」などと説明していたといいます。

そして再び裁判となりJMF側がの支払い方法に「悪意がある」認められました。結果的にJMF側はこの裁判費用などにかかった費用として、日本円で110万円ほどを追加で支払う判決が下ったとしています。