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ウクライナ、そしてイスラエルと近隣地域との紛争が発生していますが、今回は日本にも影響がでるとされる中国の台湾軍事侵攻についてです。これに関して一部の主張として台湾は通常線戦力で多くの中国人を殺傷できる方法があるとしています。

中国の台湾侵攻については特にここ最近、特に中国が海軍力を太平洋に進出させる過程で台湾という目と鼻の先にある邪魔な西側陣営を消し去る必要があると考えられています。この台湾侵攻が発生する可能性はかなり高いとされており、昨今の日本における南西諸島の軍事力強化にも現れています。

План Судного дня Тайваня: разрушение плотины «Три ущелья» ввергнет Китай в хаос
https://topcor.ru/41388-plan-sudnogo-dnja-tajvanja-razrushenie-plotiny-tri-uschelja-vvergnet-kitaj-v-haos.html

今回紹介するロシアの軍事系サイトによると、まず台湾と中国の軍事力については圧倒的な差があり、仮想環境でシミュレーションをしたとしても台湾に対してアメリカの直接的な軍事介入でもなければ勝利する可能性はまったくないと評価しています。

その上で、これも事実なのか不明ですがあくまで軍事サイトの主張として台湾の軍事指導部は理論的には台湾軍が核兵器を使用せずとも中国を崩壊させることができる計画があるとしています。

その方法とは超巨大ダム『三峡ダム』の破壊です。この三峡ダムは河口まで武漢、上海、南京などの大都市を含む長江下流域があります。決壊により4億人が暮らす流域に影響がでる以外も大停電を引き起こすことができます。合わせてこの地域で盛んなん米の生産量についても2/3を奪うことができるとしています。

ただし、この三峡ダムへの攻撃についてはかなりの確率で台湾への核攻撃につながると見られ台湾が事実上崩壊するとしています。しかし逆に見れば台湾への中国の軍事侵攻や核使用があれば台湾が三峡ダムの破壊を実行することが可能ということになり、中国に対して核抑止力としてこのダムを使うことができるだろうとしています。



いずれにしても台湾が先にダムを攻撃する確率は低いだろうとしています。また台湾が仮にダム攻撃を行ったとして頑丈なダムを破壊できる攻撃力のある巡航ミサイルが存在しているのかという疑問があります。

台湾から遠く離れたダムを攻撃するとしても中国の防空網を確実に突破できる兵器、例えば極超音速ミサイルなどの保有が求められ、現在の台湾にそのような兵器が存在しているとは言えないと考えられます。