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人の手を借りずに様々な作業を行う自律機能。その最先端が人工知能になるのですが、今回は爪を付けた重機がセンサーを使用することで自ら意思決定を行い石壁を作ることに成功しました。

スイス工科大学チューリッヒ研究所はメンジ ムック M545という重機を利用して一切人の助けを借りずみずらか石壁を作るという作業に成功しました。

Robotic excavator builds a giant stone wall with no human assistance
https://newatlas.com/robotics/heap-autonomous-robotic-excavator-stone-wall/



この重機に搭載されたのは様々なセンサーです。具体的にはGNSS全地球測位システム(いわゆるGPS)、シャーシに取り付けられた IMU (慣性測定ユニット)、制御モジュール、さらにキャビンとアームにLiDAR センサーを設置しました。

試験では現場に1トンちかくある大型の石を置きそれぞれの位置を把握。この間石一つ一つのサイズや推定される重量、さらに重心がいったいどこにあるのか推測していきました。

そして石組みです。制御モジュールは高さ6メートル、距離65mの石壁を作るためそれぞの石が最適な位置にどこに設置するべきなのかをみずから判断していったとのことです。

従来このような石組み現在はほとんど作られることはないのですが、古来から人類が積み上げてきたように崩れない経験が最も重要になります。しかし自律制御を用いることで職人技といった経験は必要なく、一定の品質で早く壁を構築できるという利点があるものと思われます。