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日々様々な事故を発生させている旅客機。先日タンザニアで航空会社は異なるものの同じ機種がわずか6時間後に同じ空港内で事故を起こすという非常に珍しい出来事があったと報じられています。

航空関連のnewsサイトAir liveによると、現地時間11月29日キコボガという空港で2機のエンブラエルEMB-120が1日に事故を起こす珍し出来事があったと伝えています。

Two Embraer aircraft independently suffered runway excursions at the same airport

最初の事故は登録番号5H-MJHのユニティ・エア・ザンジバル・エンブラエル EMB-120が乗員乗客33人を載せキコボガにに着陸。実は着陸するまえに着陸装置に問題があると報告しており、着陸時に右のランディングギアが逸脱し、滑走路脇の軟弱地盤に入り停止しました。

そしてこの事故から6時間後。まだ機体が撤去されていない状態で再び事故が発生します。登録番号5H-FLMのシンドバルド航空エンブラエルEMB-120が乗客30名、乗務員3名を乗せてザンジバルにむかうため加速開始。しかし、前輪がポッキリ折れ滑走路を逸脱。右翼が建物に衝突して止まりました。

こちらが事故後の映像です。手前の機体の後ろに6時間後に事故ったもう1機が確認できます。

この事故でけが人は出なかったとしているのですが、同じ型の機種が同じ空港で事故るという例は少なくともここ10年は発生したことがなく非常にレアなケースと考えられます。