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猫が人に媒介させる寄生虫…よく知られるトキソプラズマに関して、幼少期この猫からトキソプラズマに晒されると結果として統合失調症として分別される障害を患う率が2倍になることが分かったとしています。

感染した猫に咬まれたり、感染した猫の糞便によって媒介するトキソプラズマ。トキソプラズマについてはこれまでも感染すると人の性格を変えたり、無謀なことにも挑戦するようになる、場合によっては感情のコントロールができない、不安がなくなるなど一般人とは異なる行動を示すことが複数の研究結果から明らかになりつつあります。

Mysterious Link Between Owning Cats And Schizophrenia Is Real, Study Says : ScienceAlert
https://www.sciencealert.com/mysterious-link-between-owning-cats-and-schizophrenia-is-real-study-says

オーストラリアのクイーンズランド州メンタルヘルス研究センターの精神科医ジョン・マクグラス氏らによると、過去44年間に米国や英国を含む11カ国から発表された17件の研究の分析を実施した結果として「広義の猫の飼い方と統合失調症関連障害の発症確率増加との間に関連性があることを発見した」としています。

これまでの研究では野生動物から人間に感染・寄生するトキソプラズマが体内に入ると人の中枢神経系に侵入し神経伝達物質に影響を与える可能性があることが分かっています。結果、この寄生虫により人格を変化させたり、精神病症状の出現および統合失調症を含むいくつかの神経障害として関連していると考えられています。

米国では無症状の感染者が約4000万人いると推定されており、ある研究では 13歳未満で猫を飼うこととその後統合失調症を発症することとの間に有意な関連性は見出されなかったものの、猫の飼育を特定の期間、9歳から12歳に絞り込むと有意な関連性があったとしています。研究でもいくつか矛盾のある内容が示されているものの猫と暴露する重要な時間枠が明確に定義されていないことが考えられるとしています。

いずれにしても『猫の飼育=統合失調症の割合増加』とは確実とは言えません。あくまで関連してい可能性があるという内容です。また過去に猫に噛まれたことのある人はそうでない人に比べて統合失調症を患う率が高かったという研究もあるとしており「結論として私たちのレビューは猫の飼い方と統合失調症関連障害との関連性を裏付けるものである」と主張しています。