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複数の韓国メディアによると、国内外の防衛当局者の話しとして北朝鮮で弾道ミサイル発射の兆候を検知しているとしており今月中にも何らかの発射を行うと予測を発表しています。

JTBCによると韓国とアメリカの情報を元に発表されたもので、予想では軍事偵察衛星などの観測結果として北朝鮮で現在大型の弾道ミサイル、つまりアメリカにも到達できるような大陸間弾道ミサイル級のものを準備していることが把握されたと発表しました。

発表は第2次米韓核協議グループ会議に出席するために米国ワシントンを訪問したキム・テヒョ国家安全保障室第一次長により発せられたもので「今月中にも北朝鮮はICBM(大陸間弾道ミサイル)発射の可能性があると考えている」と述べました。

一方でアメリカの米国国防総省のスポークスマンは「日米間3国のミサイル情報共有体制構築に取り組んでいる」とし予想ではその一環として今回は事前発表されたものと考えられます。そのため今後同様の兆候が確認された場合は同じく事前に発表される可能性があります。


ただ、具体的にICBMとは発表しているもののどのような弾道ミサイルなのかは明らかになっていません。北朝鮮が保有するICBM級弾道ミサイルは火星15および火星17が存在しているのですが、予想ではこのどちらかを発射する兆候が見られていると考えられます。その場合、日本上空を通過する可能性があります。