
飛行機の背に大型ののレーダーを搭載する早期警戒管制機。先進国の軍隊でも一部でしか採用されていないのですが、一部メディアによると、北朝鮮がIl-76を早期警戒管制機に換装している様子が捉えられたと報じています。
これは衛星写真を販売しているプラネット・ラボから提供されたもので、平壌国際空港に駐機しいてるイリューシン Il-76 キャンディッド輸送機をAEW&C航空機(早期警戒管制機)に換装している現場と考えられる可能性があるとしています。
North Korea May Be Building An Early-Warning Radar Plane | The Drive
https://www.thedrive.com/the-war-zone/north-korea-may-be-building-an-early-warning-radar-plane
情報提供したのはジェームス・マーティン不拡散研究センターの大学院研究助手デッカー・エベレス氏で画像は11月30日と12月12日に撮影したものがあり、12日のものではレーダーの取り付けが終わっている様子が確認できたとしています。
▼2023年12月12日撮影 © 2023 PLANET LABS INC. ALL RIGHTS RESERVED.

記事によると北朝鮮が保有するIl-76は国営航空会社『高麗航空』に所属しており貨物を運ぶIl-76MDモデルが3機運航しているとされています。しかしこれらの航空機はすでに軍事的な役割を果たしており、過去に少なくとも1機が一時的に迷彩塗装されたことがあると指摘しています。
北朝鮮が早期警戒管制機を運用する技能については疑問があるとしながらも「韓国からの攻撃の可能性を警告し、少なくとも紛争の初期段階では飛来する航空機やミサイルを追跡できる。収集したデータは地対空ミサイル運用者と共有し運用を強化するための追加の警告を提供することも可能だ」としています。
この件については構造などから考えて中国ではなくロシアの可能性が高いと指摘しています。
北朝鮮はここ最近、偵察衛星を打ち上げるなど監視能力分野にシフトし始めている様子も伺え、この早期警戒管制機についもて情報の重要性に対する意識の向上と見られています。
North Korea May Be Building An Early-Warning Radar Plane | The Drive
https://www.thedrive.com/the-war-zone/north-korea-may-be-building-an-early-warning-radar-plane
情報提供したのはジェームス・マーティン不拡散研究センターの大学院研究助手デッカー・エベレス氏で画像は11月30日と12月12日に撮影したものがあり、12日のものではレーダーの取り付けが終わっている様子が確認できたとしています。
▼2023年12月12日撮影 © 2023 PLANET LABS INC. ALL RIGHTS RESERVED.

記事によると北朝鮮が保有するIl-76は国営航空会社『高麗航空』に所属しており貨物を運ぶIl-76MDモデルが3機運航しているとされています。しかしこれらの航空機はすでに軍事的な役割を果たしており、過去に少なくとも1機が一時的に迷彩塗装されたことがあると指摘しています。
なぜ北朝鮮が早期警戒管制機
まともな空軍を保有していない北朝鮮がなぜ早期警戒管制機を運用しようとしているのかに付いて記事では「老朽化した機体をベースに改装したものであっても北朝鮮軍によっては非常に有効なものになる」と指摘しています。北朝鮮が早期警戒管制機を運用する技能については疑問があるとしながらも「韓国からの攻撃の可能性を警告し、少なくとも紛争の初期段階では飛来する航空機やミサイルを追跡できる。収集したデータは地対空ミサイル運用者と共有し運用を強化するための追加の警告を提供することも可能だ」としています。
だれが北朝鮮を支援してるか
気になるのは技術が皆無の北朝鮮を支援している国が存在していることです。北朝鮮の異常レベルでの弾道ミサイル技術発達も北朝鮮の国力・技術力から見ても到底オーバースペックです。ではこの早期警戒管制機はだれが支援しているのでしょうか。この件については構造などから考えて中国ではなくロシアの可能性が高いと指摘しています。
北朝鮮はここ最近、偵察衛星を打ち上げるなど監視能力分野にシフトし始めている様子も伺え、この早期警戒管制機についもて情報の重要性に対する意識の向上と見られています。