Su-34

大型の戦闘爆撃機Su-34。これに関してウクライナ空軍は先日ロシア空軍のSu-34M3を3機撃墜したと主張しており、仮に事実だとすれば侵攻開始以降、ロシア空軍としては1日あたり最大の被害となった可能性があります。

TheDriveによると、この内容はあくまでウクライナ空軍のSNSで明らかにしているもので、2023年12月22日12時頃、南部を飛行していたSu-34 3機をそれぞれ撃墜したと明らかにしています。ただし、具体的にどのような兵器を仕様したのかは明らかにしていません。

記事によるとロシア側は沈黙しており当然撃墜されたなどの発表はしていません。ただし、『ロシア空軍と密接な関係にあるテレグラムのロシア語の戦闘爆撃機チャンネルは少なくとも1件の「戦闘損失」があったといい捜索救助活動が進行中だ』と述べているとしています。また一連の撃墜はウクライナ南部のヘルソン地域上空で発生したとのこと。

またSNSには墜落現場と考えれる地域で非常に新しいパラシュートなどが確認さており、少なくとも1機は撃墜された可能性が高いと考えられます。合わせて撃墜に使用された兵器についてもパトリオットが使用されたという信憑性が低い情報があるものの、いずれにしても西側から供与された兵器であることは間違いないと考えられます。



Su-34 コクピット

Su-35は全長22メートル、幅15メートルある大型の戦闘爆撃機で旅客機のように横並びでパイロットが乗り込みます。非常に長時間のミッションとなるため機内には簡易的なトイレや調理するためのヒーターがあります。そのため見た目は戦闘機ですが機能としては爆撃機を小型化した機体となっています。

▼トイレ
Su-34 トイレ

▼戦闘食を温める装置
Su-34 電子レンジ