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いつの間にかドローン大国になりつつあるウクライナ。予想では世界で最も多種多様なドローン(主に兵器)が使われている国になっていると考えられるのですが、そのウクライナでは来年は100万機の一人称視点のドローン(FPV)を製造すると報じられています。

ウクライナでこの戦争が終わった時、国内外に輸出される軍事産業はドローン兵器が中心になるのではないかと予想しています。この予想が外れるかは不明ですが、謎のドローン大国となりつつあるウクライナの戦略産業大臣オレクサンドル・カムイシン氏は「すべての生産施設の準備が整い、2024年に向けた契約が始まる」とし見出しでも紹介しているようにドローンを大量生産する予定だとしています。

ウクライナを巡る軍事兵器に関しては特に西側の供給が今後どうなるか分からない状況となっており、そのなかで確かな戦果を上げているFPVドローン、つまり操縦者がヘッドマウントディスプレイを付けて誘導し自爆するドローンを大量に配備することで戦力を維持する可能性が示唆されています。
記事によると、このような安価で航続距離の短いFPVドローン以外も、射程1000kmを超えるような無人機も1000機製造する予定となっており戦車や戦闘機などではなく非常に安価で有効性の高い兵器を広く運用していく計画が発表されています。

現在ウクライナでは双方が大量のドローン兵器を運用しているとされ具体的にどの程度消費しているのかもよくわかっていません。いずれにしても現代の戦争は地上にあるものはすべて小型ドローンの攻撃対象となるため対策は必須となっています。