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中国が開発している空母003型『福建』。国営のCCTVは2024年1月2日にこの空母を公開しました。状況としてはまだ作業が進められている様子が伺えるのですが、今年中にも海上試験が行われる可能性を示唆する様子が伺えるものとなっています。

今回公開された空母は003型空母と呼ばれているもので、艦名は福建(福建省に由来)。全長は300mを超えるとされ中国初のカタパルトを搭載した正規空母ということになります。

003型空母福建は2022年6月17日に進水した中国では3隻目の空母です。1隻目は旧ソ連でウクライナから海上カジノとして購入した空母を改装した001型遼寧、、2隻目はこの空母ベースに中国が造船した002型山東、そして今回は電磁カタパルトを搭載した1隻目、2隻目とは異なる形態の空母となります。

003型福建は港でダミーを模した重量物をカタパルト射出する様子も既に確認されています。001型、002型はいずれもスキージャンプで航空機の推力で自力で飛び立つ型式だったものの003型では電磁カタパルトというアメリカでも採用されたばかりの方式が採用されました。中国ではかなり昔から地上にカタパルトの施設を作っていたことも確認されています。

ただし、動力は内燃機関、つまりアメリカのような原子力ではなく通常の化石燃料を消費するエンジンを用いてます。

003型空母福建

世界で空母運用している国はいくつか存在はしています。それはアメリカを中心に西側諸国ということになるのですが、その中でもいわゆるカタパルトを用いて射出する形態の空母は現在アメリカとフランスのみしかありません。それ以外は垂直離着陸機を運用したりスキージャンプを用いた空母です。

つまり中国はアメリカとフランスのみしか運用していない形態の空母を保有し、さらに今後も原子力を動力した空母も保有するとされ、空母を中心とする海軍の規模はアメリカに次ぐ戦力を確保することはほぼ確定となっています。

福建の搭載機数は明らかになっていないと考えられるのですが、一部では通常は50機、最大は80機とされこの中に艦載機をはじめ警戒機やヘリが含まれます。

参考