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先日、韓国の野党 民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が刃物で襲われた事件について、当時代表が着用していたYシャツがどのようなワケかゴミとして捨てられていたことが明らかになりました。

このテロ事件については、どこにどのような強さで刃物をがあたったか今回はYシャツの襟があり一命を取り留めることになったのですが、その証拠ことなるYシャツが医療廃棄物と共に見つかったというものです。

韓国メディアによると、釜山警察庁は当時李代表が着用していたワイシャツなどが事件直後に行方不明となり確保できませんでした。つまり容疑者の男(67)が刃物を使って李代表を刺したことは間違いないものの、どのような状況だったのかの検証が映像と傷でしか分からないという状況だったといいます。

今回の事件は刃物が着用していたYシャツを貫通するように入ったためこのYシャツは検証のためとても重要になるのですが、このYシャツを病院側が廃棄した可能性があるとみた警察は病院に対して家宅捜索令状を得て捜査員が回収にあたったといいます。

もちろん捨てたという情報は入っていたらしく、捜査員は感染対策用の防護服を着用してワイシャツを回収。実は医療廃棄物とともに捨てられたため感染症などの危険性があったためで、大量のゴミのなかから数日かけて回収することができたとしています。

回収されたYシャツには襟に全長1.5cm、内部の生地を全長1.2cmの穴を作って貫通していたことがわかり、李代表の首には深さ2cmの刺し傷を残したことがわかったとのこと。

ちなみに犯人は66歳のキムという男で、過去に公務員として働いていた不動産仲介業の人物で私生活や政治的背景はよくわかっていないとしています。