ドローンで撮影された戦闘映像。アメリカの歩兵戦闘車M2ブラッドレーがロシアの新型戦車T-90Mを激しく攻撃する映像が撮影されました。圧倒的に弱いM2ブレッドレーがなぜ戦車を撃破できたのか。なんと操縦者がゲームで弱いところを知っていたためだと話しています。
この映像は今月公開されたもので、第 47 独立機械化旅団のセルヒーと名乗る人物らが操縦したM2ブラッドレーが見出しでも紹介したようにT-90Mを撃破するという空撮映像が撮影されました。
こちらが実際の映像です。画面奥から来たT-90Mに対して左から来たM2が機関砲を発射。数発命中しT-90が後退。そのあと故障したのかT-90は砲塔をクルクル回転させながら後退し続け、次のシーンでは乗員が出てくる映像が映し出されています。
ここで問題なのはM2がT-90Mの正面装甲を抜けるのかです。M2の主砲はブッシュマスターで知られるM242という25mm機関砲です。
▼M2ブラッドレー。T-90Mの砲弾であれば余裕で撃ち抜ける軽装甲しかない
セルヒーはドイツでM2の訓練を受け12月にウクライナに帰国したばかりだったといいます。当時の様子についてM2でT-90Mに挑むのは非常に危険だと承知していたといい「とても怖かった」と話しています。また「敵戦車を見るということが何を意味するか、言葉では言い表せません」といい命がけの攻撃だったと明かしました。
また彼はゲームでT-90戦車の弱点を知っていたという趣旨の説明もしており、彼は戦車の光学系を狙い射撃すれば攻撃されない可能性があると思い最初に狙ったといいます。結果、光学系を破壊したことで敵戦車を撃破できたとしています。
Higher quality footage of a pair of Ukrainian M2A2 Bradley IFVs from the 47th Mechanized successfully dueling a Russian T-90M in Stepove, disabling it, with a follow up FPV munition strike causing the crew to abandon the damaged vehicle. pic.twitter.com/Vor8IuVlBZ
— OSINTtechnical (@Osinttechnical) January 13, 2024
こちらが実際の映像です。画面奥から来たT-90Mに対して左から来たM2が機関砲を発射。数発命中しT-90が後退。そのあと故障したのかT-90は砲塔をクルクル回転させながら後退し続け、次のシーンでは乗員が出てくる映像が映し出されています。
ここで問題なのはM2がT-90Mの正面装甲を抜けるのかです。M2の主砲はブッシュマスターで知られるM242という25mm機関砲です。
▼M2ブラッドレー。T-90Mの砲弾であれば余裕で撃ち抜ける軽装甲しかない
セルヒーはドイツでM2の訓練を受け12月にウクライナに帰国したばかりだったといいます。当時の様子についてM2でT-90Mに挑むのは非常に危険だと承知していたといい「とても怖かった」と話しています。また「敵戦車を見るということが何を意味するか、言葉では言い表せません」といい命がけの攻撃だったと明かしました。
また彼はゲームでT-90戦車の弱点を知っていたという趣旨の説明もしており、彼は戦車の光学系を狙い射撃すれば攻撃されない可能性があると思い最初に狙ったといいます。結果、光学系を破壊したことで敵戦車を撃破できたとしています。