中東で相次いでテロを行っているイスラム武装組織。その背後にはイランが大量に武器・弾薬の供与を行っていることは確実ですが、一方でそのイランはアメリカに直接攻撃は行っていません。

イランは2014年1月にアメリカ政府に対して「紅海でフーシ派が続ける船舶攻撃に自分たちは関与していない」と公式に主張しており何故か反米を掲げるものの目と鼻の先で活動するアメリカ軍に対しては手を出さないという対応を続けています。

そんなイランを煽るようにアメリカ軍は活動しているのですが、今回はメディアに出ることも少ないCCA 『Combatant Craft Assault』という高速ボートを利用した特殊部隊の活動が紹介されています。この様子は見出しでも紹介したようにオマーン湾で訓練する様子を撮影したものになります。



このボートCCAは2015年から運用が始まったばかりの新しい艦艇であり、大型艦から艦艇から発進できたり輸送機から空中投下する形で運用することができます。利用方法としては特殊部隊を敵地に送り込んだり沿岸警備も行える特徴があるとされています。

武装はM2ブローニング機関砲、M240 7.62mm機銃、Mk19 40mmグレネードランチャーとしており自衛用装備を整えています。全長は41フィートという以外非公開になっており詳しい仕様は明らかになっていません。