image449

一部で過激派のような態度をとるヴィーガン。海外ではレストランやスーパーなので『ヴィーガン』などの菜食主義者を連想させるワードを表記するとその品が売れない傾向があることが分かったと報じられています。

南カリフォルニア大学の心理学者率いる研究チームは7300人以上の被験者を用いてオンラインでの実験を行いました。内容としては「植物性食品を選択するにはどうすればいいのか?」というテーマで食品やレストランのメニューの表記で比較して見るとというものです。

One Simple Trick Could Make More People Eat Vegan Food : ScienceAlert
https://www.sciencealert.com/one-simple-trick-could-make-more-people-eat-vegan-food

結論としては、一般人に植物性食品を勧める表記としてヴィーガンを連想させない表記があれば植物性食品を手に取る確率が高かったとしています。

実験では被験者に対して「肉や乳製品を含む食品詰め合わせギフト」と「肉や乳製品を含まない食品詰め合わせギフト」の2つを提示し被験者がどちらを選ぶのかを調査。その前に「肉や乳製品を含まない食品詰め合わせギフト」にはヴィーガン・植物由来・健康的・持続可能・健康的かつ持続可能の異なる5種類のラベルが無作為に付けられており、被験者らは無作為に表記されていたことは知らされていません。

結果、ラベル表記について特に手に取る確率が低かったのは「植物由来」「ヴィーガン」の表記です。植物由来のラベルの付いた食品は27%の確率でしか選択されず、ヴィーガンとラベルが貼られた食品ではさらに悪化し20%の確率でしか選択されませんでした。

ただしラベルが「健康的」だった場合は42%、「持続可能」は43%、「健康的かつ持続可能」では44%の被験者が選択したとしており、「植物由来」「ヴィーガン」の表記が一般人から嫌われているのかが分かる内容となりました。


ヴィーガンの印象が悪すぎる

なぜここまで表記だけで手に取る確率が低かったのか。理由についてサイトの主張によるとヴィーガニズムに対する文化的な抵抗を反映しているとしています。

ただし一般人も健康、環境、倫理原則から植物由来の食べ物が体に良いということは知っているといいます。しかし表記で異なる行動を示した理由については認知的不協和という心理学的なものがあり、ようするに動物を傷つけ肉を得ているという目を背きたい現実をヴィーガンが毎回突きつけてくることについての拒否や不快感があるのではないかとしています。

記載はないものの、食べ物にそのような表記がラベルにあった場合、食欲や美味しさという感情が出ることにより異なる表現のものを手にとり現実逃避や安心感を得ているという可能性がある…ということになりそうです。