
先日、中国軍のロケット部隊で相次いで高官が解任、国防相も解任されある日を最後に表舞台から姿をけしましたが、同じく中国軍が管理している宇宙ロケット分野でも新型ロケットの総指揮官が解任されたと報じられています。
国内メディアによると中国国営CCTV(中央テレビ)が報じた内容として解任、事実上クビとなったのは長征7号ロケットの総指揮官を務めていたという『王小軍』という人物です。この人物は中国ロケット技術研究院の元院長で政治協商会議の委員の一人でした。
今回解任されたことは発表されたものの、具体的に何が理由で解任されたのか理由までは公表されていません。
詳細は明らかになっていないないものの米メディアによるとアメリカの諜報機関に詳しい匿名の人物の話として液体燃料の弾道ミサイルについて燃料と称して水を使用したり取引した可能性、またミサイルサイロの蓋が正常に動作しないまま運用していたなどという疑惑があると指摘しています。
そして今回の長征7号です。双方で共通しているのは液体燃料を使用するロケットとミサイルということになるのですが、ここにも同様の問題が行われていた可能性を示唆するものとなりました。
今回解任されたことは発表されたものの、具体的に何が理由で解任されたのか理由までは公表されていません。
何らかの汚職は確実
中国では習近平政権になって以降、汚職を撲滅するとして処分を続けています。最近の例としては去年中国国防相やその他多数の高官の解任されるという出来事があり、関係していたのはいずれも人民解放軍ロケット部隊(PLARF)に関係していたことが分かっています。詳細は明らかになっていないないものの米メディアによるとアメリカの諜報機関に詳しい匿名の人物の話として液体燃料の弾道ミサイルについて燃料と称して水を使用したり取引した可能性、またミサイルサイロの蓋が正常に動作しないまま運用していたなどという疑惑があると指摘しています。
そして今回の長征7号です。双方で共通しているのは液体燃料を使用するロケットとミサイルということになるのですが、ここにも同様の問題が行われていた可能性を示唆するものとなりました。