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安価かつ心理的にも敵を止めることができるとして現在も使用されている地雷。双方が大量の地雷を使っているとされているのですが、最近SNSでロシア軍が棒を使って対人地雷を破壊する様子が投稿されました。

いつ撮影されたものかは不明ですが、この映像はロシア兵が撮影したもので場所はロシア軍が占領したルハンスク地域だとしています。

映像ではヘルメットや防護服を着用した兵士が何か使う目的で加工された丸太を振りかざし地雷を爆破し除去するというものです。


このような除去方法は他にも確認されています。
通常であれば専用の道具を用いて取り出したり爆発させるという方法が取られると考えられるのですが、物資不足もあり爆発物を使うことも難しく、効率よく除去するには長い棒を使ってその場で爆発させる案が採用されていると考えられます。

実はこのような方法はウクライナ側もやっているとされタイヤを使って除去している様子も撮影されています。
ウクライナによると地雷を踏むなどして死亡または負傷した民間人は835人(2023年11月時点)いるとされています。専門家らはウクライナ国土のほぼ3分の1にあたる17万4000㎢規模に地面に地雷や戦争残骸爆発物があると推定しており、戦闘が終わったとしても土地の復興には相当な時間がかかることが考えられます。