エイブラムス撃破_1

親ロシア派によると、ウクライナに納入されたアメリカの主力戦車M1エイブラムス戦車を撃破したという映像を公開しました。具体的にどのような状況で撃破されたのかは明らかになっていません。


この映像は2月26日にSNSで公開されたもので撮影されたのはウクライナ東部ドネツク地方のアヴディイウカの町の近くで活動していた車両だとしています。

映像では炎上している様子が確認できるため撃破してから間もなく撮影されたもので間違いありません。しかしどのような状況で撃破されたのかは明らかにしていません。

上の画像、動画でわかるのはエイブラムス戦車は戦闘はしていなかった可能性が高いと考えられます。なぜなら砲塔がまっすぐ前を向いており予想では移動中に何らかの理由で撃破された可能性のほうが高いと判断できます。炎上しているのは砲塔とその後部のエンジン付近そしてその上部です。砲塔上部のブローアウト パネルが吹き飛んでいることから戦車の砲塔に収められた砲弾が誘爆し爆発していると考えられます。

いきなり0砲弾が誘爆するということは無いためなんらかの砲弾・ミサイルが砲塔を貫通したか、貫通力のある爆弾のようなものが砲塔天板に命中しそれが砲弾を誘爆さた可能性があります。

エイブラムス撃破_2

しかし見える範囲でなんらかの砲弾が貫通したとかミサイルが突っ込んだ痕跡が残るはずですが発見できず、地雷としても周囲に爆発した痕跡がなく履帯が外れている様子も見られません。

別の見方をすると何らかの理由でM1戦車が行動不能となり機密保持という理由からウクライナ側が意図的に破壊した可能性もあります。

アメリカはウクライナに対して2022年に31両のM1エイブラムスを納入しています。走・攻・守整った過去複数の戦闘経験から作り上げられた戦車であり非常に高い戦闘の力、正面装甲の防御面についても極めて高いものであり通常戦闘での撃破は困難な車両の一つとされています。