
中国の人口については既に2022年時点で頂点に達し既に減少に転じていますが、中国の国家統計局が発表したデータによると、2022年に比べ2203年の1年間で幼稚園児の数が北海道の人口に匹敵する530万人も減少していたことが明らかになりました。
これは2月29日に発表された中国国家統計局による2022年の国民経済・社会発展統計です。その中に幼稚園などの就学前教育機関に在籍する幼児(在園児)の数の詳細がでていたのですが4093万人とカウントされました。
この数についてどのように推移しているのか紹介すると、2020年には4818万人となっていたものの2021年に4627万人となり統計史上始めて減少に転じました。2022年そして去年は4093万人と大幅に減ったということになります。
原因については単純で出生率の低下です。中国では昔「一人っ子政策」というものが長く続いていたものの撤廃直後の16年、17年には1700万人を超えていた出生数は伸びると思いきや18年には1523万人、20年には1200万人まで急減しています。結果、2020年の出生数急減がその3年後の在園児急減にそのまま繋がりました。
冒頭紹介したように中国では2022年末の人口は約14億1000万人です。しかし2022年よりも68万人の減少となり実に61年ぶりに減少となりました。現在世界で最も人口を多く抱えている国はインドです。
このように中国でも人口減の連鎖が始まっており傾向は日本といった先進国と同等の道をたどると考えられます。ただ、元の人口が非常に多いことからデータ上は数100万人単位とかなりの規模となって現れることになります。
参考
この数についてどのように推移しているのか紹介すると、2020年には4818万人となっていたものの2021年に4627万人となり統計史上始めて減少に転じました。2022年そして去年は4093万人と大幅に減ったということになります。
原因については単純で出生率の低下です。中国では昔「一人っ子政策」というものが長く続いていたものの撤廃直後の16年、17年には1700万人を超えていた出生数は伸びると思いきや18年には1523万人、20年には1200万人まで急減しています。結果、2020年の出生数急減がその3年後の在園児急減にそのまま繋がりました。
冒頭紹介したように中国では2022年末の人口は約14億1000万人です。しかし2022年よりも68万人の減少となり実に61年ぶりに減少となりました。現在世界で最も人口を多く抱えている国はインドです。
このように中国でも人口減の連鎖が始まっており傾向は日本といった先進国と同等の道をたどると考えられます。ただ、元の人口が非常に多いことからデータ上は数100万人単位とかなりの規模となって現れることになります。
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