年に1回程度、世界のどこかで発生するのはATMがバグって無限にお金を引き出せる『無限ATM』ネタです。実は今年も発生しエチオピアで騒動があったと報じられています。
海外メディアなどによると、トラブルがあったのはエチオピアの国営バンクとなるエチオピア商業銀行です。記事によると、現地時間3月16日土曜日早朝に何らかのシステム障害が発生し、エチオピア国内の金融サービス業界全体で取引ができないという問題が発生しました。
CBE Glitch Transforms a Routine Weekend into a Jackpot
https://addisfortune.news/cbe-glitch-transforms-a-routine-weekend-into-a-jackpot/
その原因となったのはエチオピア商業銀行です。その前日15日金曜日に異常なトランザクションの急増が一晩で処理されるという問題が発生し銀行のデジタル プラットフォームとオンライン資産に不具合が生じる結果となったといいます。
結果、預金などのデータに齟齬が発生したのか引き出しや送金を行なっても残高が減らなかったり、送金したり口座に入金したものの入金ができていないという状況が発生したとしています。この間、具体的に何時間トラブルが発生していたのかは記載はないものの6万6000人影響を受けたとして、総額は日本円で60億円近い額だったとしています。
この中にはATMから預金を引き出したものの残高はそのままだったという例もあったといい、この情報が一部に共有されたのかエチオピアの大学生らが集団で資金を引き出した形跡があったといい大学側が不正に取得した資金を返還することを訴えており、返さなければ法的に罰せられると告知を出しているとしています。
取引が停止するまで少なくとも1時間以上放置されていた理由についてはATMには特有の脆弱性があると指摘しており、人間が画面を見て行う銀行の支店とは異なり不正行為を検出する能力が構造上低いということに被害の拡大につながったとしています。
CBE Glitch Transforms a Routine Weekend into a Jackpot
https://addisfortune.news/cbe-glitch-transforms-a-routine-weekend-into-a-jackpot/
その原因となったのはエチオピア商業銀行です。その前日15日金曜日に異常なトランザクションの急増が一晩で処理されるという問題が発生し銀行のデジタル プラットフォームとオンライン資産に不具合が生じる結果となったといいます。
結果、預金などのデータに齟齬が発生したのか引き出しや送金を行なっても残高が減らなかったり、送金したり口座に入金したものの入金ができていないという状況が発生したとしています。この間、具体的に何時間トラブルが発生していたのかは記載はないものの6万6000人影響を受けたとして、総額は日本円で60億円近い額だったとしています。
この中にはATMから預金を引き出したものの残高はそのままだったという例もあったといい、この情報が一部に共有されたのかエチオピアの大学生らが集団で資金を引き出した形跡があったといい大学側が不正に取得した資金を返還することを訴えており、返さなければ法的に罰せられると告知を出しているとしています。
原因は機材トラブルか
エチオピア商業銀行によると今回のトラブルはハッキングなどの外部からの攻撃ではなく内部に不具合があったと報告しています。ただ、これ以上の具体的なトラブルはよく分かっていないらしく、専門家によると「内部の集中台帳システムの不具合に起因している可能性があり、ソフトウェアの更新やプログラムミスによって引き起こされたのではないか」と指摘しています。取引が停止するまで少なくとも1時間以上放置されていた理由についてはATMには特有の脆弱性があると指摘しており、人間が画面を見て行う銀行の支店とは異なり不正行為を検出する能力が構造上低いということに被害の拡大につながったとしています。