世界一の人口を抱える国から現在はインドに抜かれ2位となった中国。少なくとも今後、世界一になることは長期間無いと考えられるのですが、そんな中国で、いったいどうなっているのか幼稚園の数からもわかる内容が発表されています。
RecordChinaによると、香港メディアが伝えた内容として中国教育部が公表しているデータを元に2023年の中国の幼稚園数は27万4400カ所となっており、2021年と比べると全国で2万400カ所も減少したことが分かったとしています。
その最大の理由はもちろん人口減です。中国では人口増加のカーブを描いてるのではなく既にその先。減少のカーブを進んでいます。具体的には出生率からも見て取れます。2017年ごろには年間で1700万人の子供が1年間に生まれていたものの2020年には1200万人とわずか数年で500万人あまり減少しています。
さらに就学前教育機関に在籍する幼児(在園児)の人数は2020年には4818万人いたものの2023年には4093万人と大幅に減っています。したがってこの2年間で2万箇所あまり幼稚園が減ったというのも子どもの数が減ったことに理由があるということになります。
幼稚園の閉園には地域的な差もあるのですが、アモイ大学経済学部の丁教授によると「農村部など人口が流出する地域の幼稚園や市立の幼稚園は影響を受けることが多い。一方、都市部のほとんどの公立幼稚園は運営状況が良く、影響は少ない」と語っています。
つまり日本と同じように地方の幼稚園の子供は減っているものの都市部は入園するのが難しいという同じ状況となっていると考えられます。
このように既に幼稚園児から学校で人口減の影響がすでに見えており、北京師範大学教育学部の准教授によると、全国の小学校・中学校も大幅に少なくなっており、その教育現場で働く教員は小学校教師約150万人、中学校教師約37万人が余剰となっているとしており大人の職場も奪われる事態となっています。
その最大の理由はもちろん人口減です。中国では人口増加のカーブを描いてるのではなく既にその先。減少のカーブを進んでいます。具体的には出生率からも見て取れます。2017年ごろには年間で1700万人の子供が1年間に生まれていたものの2020年には1200万人とわずか数年で500万人あまり減少しています。
さらに就学前教育機関に在籍する幼児(在園児)の人数は2020年には4818万人いたものの2023年には4093万人と大幅に減っています。したがってこの2年間で2万箇所あまり幼稚園が減ったというのも子どもの数が減ったことに理由があるということになります。
幼稚園の閉園には地域的な差もあるのですが、アモイ大学経済学部の丁教授によると「農村部など人口が流出する地域の幼稚園や市立の幼稚園は影響を受けることが多い。一方、都市部のほとんどの公立幼稚園は運営状況が良く、影響は少ない」と語っています。
つまり日本と同じように地方の幼稚園の子供は減っているものの都市部は入園するのが難しいという同じ状況となっていると考えられます。
このように既に幼稚園児から学校で人口減の影響がすでに見えており、北京師範大学教育学部の准教授によると、全国の小学校・中学校も大幅に少なくなっており、その教育現場で働く教員は小学校教師約150万人、中学校教師約37万人が余剰となっているとしており大人の職場も奪われる事態となっています。