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中国が準備しているとされる台湾侵攻。これを伺わせるものとして、中国の内モンゴル自治区にある軍事訓練場に台湾総督府周辺の道路網などが再現された施設があるとSNSで報告されています。

これはSNSユーザーの@JosephWen_さんが投稿したもので、見出しでも紹介したように内モンゴル自治区の乾燥地帯に台湾にある政治の中心となる台湾総督府付近の主要道路網が再現されているというものです。

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確かに似てはいるものの建物は配置は大きくことなります。そのなかで注目なのは矢印で示した台湾総督府です。こちらは中国の軍事訓練場にも建物として再現されており、この施設の中心に訓練場が作られたことから総督府意識した施設であることは間違いありません。

写真を見る限りよく使われているのは画像右下から伸びる直線の道路です。最初のカーブにタイヤの痕跡が強く付いています。これは訓練場に向かう道路と考えれ侵攻の方向とは無関係である可能性あります。

全体的な構成としはどこから攻めるのか、中国はどこを警戒しているのかがわかるものになっています。特に総督府右上のS字のルートのところには国立台湾博物館があり公園を中心にゲリラ的な攻撃が行われる可能性があり総督府を攻めるは公園を攻略・占領する必要があると考えている可能性があります。

いずれにしてもなぜ中国がこのような施設を作ってるのかについては牽制する意味合いもあると考えられます。中国はこれまでもアメリカ軍の空母を模したターゲットを乾燥地帯に作りミサイルを落とすということも行なっており攻撃の対象として見ていることはほぼ確実ということになりそうです。