日本でもここ最近のアウトドア・キャンプブームでカップ麺というのはかなりたべられる食事になると思われるのですが、旅先でその汁や余った具はどうしているのでしょうか。

韓国メディアKBSによると韓国で一番高い漢拏山では火を使うことが禁止されているもののポットにお湯を入れてカップラーメンを山頂付近で食べる行為はよく目撃されています。もちろん法律や規則で規制はされていません。しかし、ここ最近カップ麺を食べる人が増えつつあり捨てられるゴミなども増えているとのこと。

問題はそれだけではなく、山頂の避難所は普段も利用できそこには60リットル入る濾過器入りのバケツがいくつか用意されカップ麺のスープを回収することも行なっているとのこと。この回収機は山頂からモノレールを使って下に運ばれています。



一方で回収量が限界に達している他、知らずカップ麺のスープを山に投棄する人もおり知らず知らず土壌汚染を引き起こしているとしています。この山は自然公園となっておりカップ麺のスープの投棄は20万ウォンの過料が課されることになります。

漢拏山国立公園管理所によると「塩分の多いラーメンスープを漢拏山に捨てると最終的に渓谷に沿って流れきれいな水の中だけで生きるトンボ幼虫などの生物に悪影響がでる。染み込んだスープも土壌汚染を引き起こし固有植物に悪影響を与える」としてラーメンのを食べるのは良いとして、汁を残さないよう少なく注ぐなど工夫してほしいと説明しています。