アメリカメディアによると、今月8日フロリダ州の民家に謎の物体が高速で落下し天井から床を突き破るという事案があったと報告しています。この物体に関してどうやら過去にJAXAが打ち上げ国際宇宙ステーションで使用していたものである可能性が高いと報告しています。
隕石なら大金持ちになった可能性があるものの落ちてきたのは無価値なゴミ。そのゴミが家を徹甲弾のごごとく貫通したのはフロリダ州に住むアレハンドロ・オテロ氏の自宅です。アメリカ東部時間、2024年3月8日14時30分頃、突如として大きな音ともに謎の落下物が家を貫きました。
オテロさんによると落下した当時家族が家の中にいたらしく、一歩間違えば人的被害がでていた可能性がゼロではないという事故に繋がったということになります。その物体Xは十数cmの円筒形で、重さは約900g。明らかに人が加工したもので人工の落下物であることはまちがいありません。
こちらがSNSに投稿された落下物です。物体Xは何なのか。
その後明らかになったこととして、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの天文学者であるジョナサン・マクダウェル氏によると、国際宇宙ステーションから捨てられたバッテリーパレットの一部である可能性が高いとそていり、当時この地域に対して落下する可能性がある軌道になっていたといいます。バッテリーパレッドは2600kgあったとしています。
このバッテリーパレッドについては2020年に日本のJAXAが打ち上げて国際宇宙ステーションで使用されていたもので最近交換され古いものが今回捨てられたとのこと。この問題についてNASAは既にオテロさん宅に落下したパレットを回収済みだとしており、調査したのち然るべき補償を行うということを行う予定です。
ただこの補償に関しては基本的にロケットや人工衛星であればそれを打ち上げた機関、つまり運用している組織がすべての責任を負わなければならないと国際条約があります。他国に被害が及んだ場合も同様です。今回の場合は確かにJAXAが打ち上げたもののバッテリーパレットは国際宇宙ステーションを管理する側に納品という形で設置されたと考えられ、それが落下した場合責任ついては厳密な記載はないと考えられます。
予想では設置された時点で運用者は国際宇宙ステーションを管理する側に移り、そこから捨てられたパーツであるため『飛ばした』のは国際宇宙ステーション側となり責任の割合はJAXAは低いと考えられます。
とはいっても屋根と床が壊れた程度であるため修理や損害については慰謝料などプラスされたとしても莫大な費用のかかる宇宙開発からみるとほとんどゼロみたいなものということになります。
オテロさんによると落下した当時家族が家の中にいたらしく、一歩間違えば人的被害がでていた可能性がゼロではないという事故に繋がったということになります。その物体Xは十数cmの円筒形で、重さは約900g。明らかに人が加工したもので人工の落下物であることはまちがいありません。
Hello. Looks like one of those pieces missed Ft Myers and landed in my house in Naples.
— Alejandro Otero (@Alejandro0tero) March 15, 2024
Tore through the roof and went thru 2 floors. Almost his my son.
Can you please assist with getting NASA to connect with me? I’ve left messages and emails without a response. pic.twitter.com/Yi29f3EwyV
こちらがSNSに投稿された落下物です。物体Xは何なのか。
その後明らかになったこととして、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの天文学者であるジョナサン・マクダウェル氏によると、国際宇宙ステーションから捨てられたバッテリーパレットの一部である可能性が高いとそていり、当時この地域に対して落下する可能性がある軌道になっていたといいます。バッテリーパレッドは2600kgあったとしています。
Here is a picture of EP-9 after jettison from ISS pic.twitter.com/VQYf9GjyeP
— Jonathan McDowell (@planet4589) March 7, 2024
このバッテリーパレッドについては2020年に日本のJAXAが打ち上げて国際宇宙ステーションで使用されていたもので最近交換され古いものが今回捨てられたとのこと。この問題についてNASAは既にオテロさん宅に落下したパレットを回収済みだとしており、調査したのち然るべき補償を行うということを行う予定です。
ただこの補償に関しては基本的にロケットや人工衛星であればそれを打ち上げた機関、つまり運用している組織がすべての責任を負わなければならないと国際条約があります。他国に被害が及んだ場合も同様です。今回の場合は確かにJAXAが打ち上げたもののバッテリーパレットは国際宇宙ステーションを管理する側に納品という形で設置されたと考えられ、それが落下した場合責任ついては厳密な記載はないと考えられます。
予想では設置された時点で運用者は国際宇宙ステーションを管理する側に移り、そこから捨てられたパーツであるため『飛ばした』のは国際宇宙ステーション側となり責任の割合はJAXAは低いと考えられます。
とはいっても屋根と床が壊れた程度であるため修理や損害については慰謝料などプラスされたとしても莫大な費用のかかる宇宙開発からみるとほとんどゼロみたいなものということになります。