先日台湾東部で発生した地震。これに伴い沖縄地方では最大3メートルの津波警報がでたのですが、航空自衛隊の那覇基地ではF-15戦闘機を高台に避難させた非常に珍しい写真が公開されました。
通路上にズラッと並ぶF-15J。これは今月3日台湾東部沖を震源とする地震による津波警報が出たことを受けて一時高台に避難させたという非常に珍しい写真になります。予想ではここ数十年を見ても一度もないと考えられます。
現在航空自衛隊那覇基地ではF-15Jを40機配備しています。Xアカウントによると「4月3日の津波警報に伴い那覇基地では先島方面の被害状況確認のためスクランブル発進を行い、同時に装備品を守るためF-15戦闘機や車両などを海抜の高い場所へ退避させました」としています。
写真を見てもわかるように滑走路側から高台へ移動しているのですがかなりの高低差があることがわかります。一般的に空港は平らな土地や埋立地に作られることがあるのですが、那覇基地はこのような坂がある土地ということで避難が行われたということになりそうです。
具体的にどれほど時間がかかったのかは不明ですが、直ぐに判断し避難させたということは自衛隊内部で津波警報がでたら避難させるという対応になっており、訓練もされているということになりそうです。
世界的に見ても過去に台風で避難する姿は見たことがあるものの、津波で避難する戦闘機の姿というのは過去に撮影されたことがないレベルのもので非常に珍しい様子となっています。
4月3日の津波警報に伴い那覇基地では
— 航空自衛隊那覇基地 (@Naha_AirBase) April 5, 2024
先島方面の被害状況確認のためスクランブル発進を行い、同時に装備品を守るためF-15戦闘機や車両などを海抜の高い場所へ退避させました。
我々は常に不測の事態に対処すべく
このような装備品の保全を行うと共に
南西域を防衛しています。#航空自衛隊 pic.twitter.com/8j9I6ayevw
現在航空自衛隊那覇基地ではF-15Jを40機配備しています。Xアカウントによると「4月3日の津波警報に伴い那覇基地では先島方面の被害状況確認のためスクランブル発進を行い、同時に装備品を守るためF-15戦闘機や車両などを海抜の高い場所へ退避させました」としています。
写真を見てもわかるように滑走路側から高台へ移動しているのですがかなりの高低差があることがわかります。一般的に空港は平らな土地や埋立地に作られることがあるのですが、那覇基地はこのような坂がある土地ということで避難が行われたということになりそうです。
具体的にどれほど時間がかかったのかは不明ですが、直ぐに判断し避難させたということは自衛隊内部で津波警報がでたら避難させるという対応になっており、訓練もされているということになりそうです。
世界的に見ても過去に台風で避難する姿は見たことがあるものの、津波で避難する戦闘機の姿というのは過去に撮影されたことがないレベルのもので非常に珍しい様子となっています。