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「節水しろ」と言われても節水できないのが人間。特に地域によっては水資源を有効に使わなければならない場面があるのですが、その対策として単にタイマーを設置するだけで人間は節水を始めることが分かったと研究結果が報告されています。

日本国内では水資源で困るような地域は例えば夏場の四国といった地域に限られます。一方で目をやるとアフリカ地域は当然としてバルセロナからメキシコシティという地域でも水は不足しており人気の観光地ということもあり干ばつと水不足は深刻だといいます。

A timer can shorten your shower even when you have no incentive to save water – new study
https://theconversation.com/a-timer-can-shorten-your-shower-even-when-you-have-no-incentive-to-save-water-new-study-225684

そこでイギリス サリー大学の研究チームはシャワー室にスマート センサーを設置し水を使用中にタイマーを刻むという単純な方法で人々は節水するのかテストしました。家庭で使う水の40%がシャワーやお風呂といった入浴で使用されています。

欧州の6つのホテルで17500回分のシャワーと水量を調査した結果、タイマーを置かない場合における通常一人当たりシャワー使用時間は平均297秒、約5分間で38リットルを使用していたことがわかりました。
そこで利用者に節水は呼びかけず単に目で見える形でタイマーを設置した結果、一人当たりの使用時間は平均220秒に大幅に減少し使用した水の量も約28リットル、10リットルほど少なくなったことが分かったとしています。

仮に1年間に換算すると3650リットル相当で、ホテルなど各部屋あたりの量とみると相当量を削減することができます。

なぜこれほどの節水?

今回の研究では25%も節水することに成功したのですが、なぜこれほの結果が得られたのか。研究者によると今回の研究はあくまでも家庭ではなく旅行者に焦点を当てたためだとみています。

ホテルに滞在する人は基本的に水道料というのは宿泊料に加えられているものの量の制限はありません。観光客は資源を節約するという経済的動機が存在せずシャワーを浴びるのはプライベートな行為であるため家族や仲間から入浴時間についてもプレッシャーを感じることはありません。さらに入浴時間は急いでいない傾向があるため長時間シャワーを浴びることを楽しみともしているといいます。

これは事実として、スペイン領カナリア諸島にあるテネリフェ島では観光が主な産業であり島内の水資源は58%が観光で使用されています。具体的には島民一人当たりの1日あたりの水消費量は150リットルに対して、観光客一人当たりは倍以上の300~400リットル消費している計算になっています。

メッセージは不要、タイマーだけでいい

今回の調査から分かったように水の消費量を抑えたいのであれば節水を呼びかける努力をするりもシャワーの前にでもタイマーを設置すれば良いとしています。特に人はシャワー時間は経験を元に固定化
しているとが分かっており時間を刻むタイマーが人の個人的な潜在的な価値観、つまり「水の無駄遣いはしてはいけない」というものに訴えかけていルノではないかと見ています。

ただ水場で使えるタイマーはそれほど安価ではないため私達であれば防水機能のあるスマホを使うなどしてやってみると水の消費量を抑えられる可能性があるとしています。