初めて戦闘機というジャンルが誕生し実戦投入された第一次世界大戦。ただし、爆弾は手で落としたり銃も今のように機体に固定されたものも生まれたのですが、中にはパイロットや銃手が手持った銃を向け発砲することを行なっていました。

現在のウクライナでもおなじ攻撃があったのではないかというのが今回の内容です。

Ukraine May Now Be Using WWI-Style Air Com
https://www.twz.com/news-features/ukraine-may-now-be-using-wwi-style-air-combat-tactics-against-drones



映像はウクライナのYak-52練習機がロシアから放たれたOrlan-10という無人機偵察機の周囲を旋回している様子です。撮影されたのはウクライナ南西部のオデーサ地域です。



記事によると、このドローンはYak-52練習機の後部から発砲され撃墜され可能性があると主張しています。この機体は民間組織が保有するもので民間航空パトロールの隊員行なったとしているのですが、現在これら組織は敵のUAVを破壊するために設立された戦術航空グループもあるとしています。

この映像からは本当に撃墜したのかまでは分からないもののYak-52練習機から発砲するような音も既に確認されているらしく、あくまで可能性としてあるという表現になっています。



今から100年ほど前、戦闘機が誕生した黎明期機体に銃などは搭載しておらず敵を攻撃するために絵のような攻撃が実際に行われていたことがあります。

現在ウクライナでは塹壕戦や第二次世界大戦中に開発されたような兵器まで使われるという様々な時代兵器や戦法がみれるというかなり個性的な戦争にもなっているのですが、その背景には潜在的な兵器不足が双方で発生しているということになります。