中国メディアによると2022年に進水し以降開発・製造を続けてきた3隻目の空母『福建』について洋上で初の試験を実施したと報じています。
この福建は2018年に建造していることが公に発表され、2022年に進水。以降も建造作業がすすめられ最近は電磁カタパルトの試験が行われたといする内容も報告されていました。福建は2024年5月1日、午前6時頃に桟橋に接続されていたロープを解き始め、8時15分ごろにゆっくりと離岸したととのこと。
今回の試験は初の洋上試験として「船舶の電力・電気システムの信頼性と安定性を試験・検証するためのものである」としています。
▼福建の後部。米空母のように開放された構造になっておらず内部で戦闘機のエンジン試験などは行えない設計になっている
福建は今年4月に簡易的な動力試験と係留試験を実施。軍事専門家の宋中平氏は環球時報に対し「2024年後半にも今回の洋上試験が実施されるのではないか」と予想されていたのですが、前半のうちに実施されたことになります。
空母のスペックとしてはアメリカ以外では搭載されていない電気の力で射出する電磁カタパルトを3つ搭載しており、これまでの1隻目・2隻目がスキージャンプによる離陸だった方法から大幅な発艦重量の増加が見込めます。
全長は316メートルあり同じく電磁カタパルトを搭載する最新の米空母「ジェラルド・フォード」の337mに匹敵するサイズがあります。ただし、福建の動力は化石燃料で動く通常動力のエンジンを搭載しているのに対し、アメリカは原子力空母と生み出されるエネルギーは差が相当あるとされています。
これにより戦闘機の射出間隔が悪くなったり空母の航続距離・展開期間が原子力空母とは異なり短くなる可能性はあるものの中国はそもそもアメリカような海洋国家ではないため台湾は東シナ海程度の近海での活動は問題はないと考えらます。
中国には今後4隻目、5隻目以降の空母については、次の4隻目は福建と同型艦、5隻目以降は原子力空母となる説、もしくは4隻目以降を原子力にする説があります。
次の4隻目以降が原子力説は2021年に中国人民解放軍と近い情報筋として香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「4隻目の空母に原子力推進力を使うための中国船舶工業グループ(CSSC)の計画を検討してる」という内容がでています。
今回の試験は初の洋上試験として「船舶の電力・電気システムの信頼性と安定性を試験・検証するためのものである」としています。
▼福建の後部。米空母のように開放された構造になっておらず内部で戦闘機のエンジン試験などは行えない設計になっている
福建は今年4月に簡易的な動力試験と係留試験を実施。軍事専門家の宋中平氏は環球時報に対し「2024年後半にも今回の洋上試験が実施されるのではないか」と予想されていたのですが、前半のうちに実施されたことになります。
空母のスペックとしてはアメリカ以外では搭載されていない電気の力で射出する電磁カタパルトを3つ搭載しており、これまでの1隻目・2隻目がスキージャンプによる離陸だった方法から大幅な発艦重量の増加が見込めます。
全長は316メートルあり同じく電磁カタパルトを搭載する最新の米空母「ジェラルド・フォード」の337mに匹敵するサイズがあります。ただし、福建の動力は化石燃料で動く通常動力のエンジンを搭載しているのに対し、アメリカは原子力空母と生み出されるエネルギーは差が相当あるとされています。
これにより戦闘機の射出間隔が悪くなったり空母の航続距離・展開期間が原子力空母とは異なり短くなる可能性はあるものの中国はそもそもアメリカような海洋国家ではないため台湾は東シナ海程度の近海での活動は問題はないと考えらます。
中国には今後4隻目、5隻目以降の空母については、次の4隻目は福建と同型艦、5隻目以降は原子力空母となる説、もしくは4隻目以降を原子力にする説があります。
次の4隻目以降が原子力説は2021年に中国人民解放軍と近い情報筋として香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「4隻目の空母に原子力推進力を使うための中国船舶工業グループ(CSSC)の計画を検討してる」という内容がでています。