韓国メディアによると撃墜したのは直径約2mの気球部分があったというもので目視の結果、エンジンのようなものは搭載されておらず気流に乗り移動していたといいます。韓国軍は自国の領空を侵犯しているとして、亜音速単発ターボプロップ機KA-1を緊急発進させ撃墜したとしています。

Военные Южной Кореи уничтожили нарушивший границу неопознанный «воздушный шар»
https://topcor.ru/47081-voennye-juzhnoj-korei-unichtozhili-narushivshij-granicu-vozdushnyj-shar.html?utm_source=warfiles.ru

▼赤線より北は北朝鮮。右下にソウル市、青枠が撃墜した海域


直径2mとアメリカが撃墜したものに比べてかなり小型でKA-1はいわゆるプロペラタイプの機体で撃墜したことを考えると予想では気球は比較的低空を飛行していたのではないかと考えられます。韓国軍は撃墜した機体を回収しようとしたものの失敗したとしており、そのまま黄海に沈んだと説明しています。

現時点でどの国が飛ばしたのかは分かっていないものの国内では北朝鮮から飛び立ったものではないかとと予想しています。また西には中国があり海をわたって、もしくは船舶から飛び立たせた可能性があります。

現時点でどのような気球だったのかも明らかになっていません。2mサイズであれば誰かが飛ばした観測用の気球である可能性も高くなります。



この気球に関してはアメリカ本土を領空侵犯した気球が有名で後に中国が飛ばしたものだと公式に認めました。中国側は「平和目的の気象に使う気球だ」などと主張しているものの自爆装置が搭載されているなど明らかに軍事用のものだったことが明らかになっています。一方で中国はその平和目的の気球を誰がいつどのようにとばしたのか、これまでの研究結果や気球の仕様なども一切明らかにしていません。


その後も中国からは大量の気球が飛ばされていることが確認されており台湾ではその対応を行なっています。