パソコン向けのゲーミングキーボードなどを販売している大手Razer。2021年に新型コロナ流行を受けてN95グレードを謳う『Razer Zephyr』を発売したものの、当局に未登録かつ内容に虚偽があったとして製品の販売収益相当の罰金が言い渡されたと報じられています。
PCゲーマーであれば誰もが知っている有名なメーカー、Razer。そのRazerは『Razer Zephyr』というマスクを販売しました。これは「ステイセーフ」というガスマスクのようなフィルターを備え、性能としてはバクテリア濾過効率99%のN95グレードフィルターを使用しているとホームページ上などで紹介していました。さらにFDA、アメリカ食品医薬品局に登録済みであり、実験で性能が証明されているとホームページ上で提示していました。
1677万色に光るRazerのゲーミングマスクが「N95相当」ではなかったとして1億7000万円の支払いを命じられる - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240501-razer-n95-grade-masks/
しかしFTC、アメリカ連邦取引委員会はこの製品はFDAなどの試験は受けていなかったと指摘。これにより米国司法省がRazerを相手取り提訴するという事態になったとしています。
▼レビューするYouTuber
その後両者は話し合いの結果和解することになったもののRazerはFDAの試験を受けていないにも関わらず効果を謳うことをやめるよう指示。さらにRazer Zephyrを販売したことによる販売収益相当約107万ドル(約1億6900万円)が制裁金として支払うことに合意したとのこと。またこの製品を制裁金を購入した消費者に対して返金あてるとしています。
今回の問題の1つはFDA、アメリカ食品医薬品局の試験を受けたという文言があったためでこれがなければセーフだったと考えられます。製品は通常版が99ドル(約1万6000円)、Pro版が149ドル(約2万4000円)、さらにフィルターは定期購入しなければならないというものになっていました。
今回の問題についてはRazer側はFDAの試験が云々というのはフィルターだけでマスク全体を受ける必要はなかったと考えていた可能性もあるのですが、そもそもなぜこのような製品を開発・販売しようとしたのか見た目も明らかにネタと考えられるのですが社名を汚す結果となってしまいました。
1677万色に光るRazerのゲーミングマスクが「N95相当」ではなかったとして1億7000万円の支払いを命じられる - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240501-razer-n95-grade-masks/
しかしFTC、アメリカ連邦取引委員会はこの製品はFDAなどの試験は受けていなかったと指摘。これにより米国司法省がRazerを相手取り提訴するという事態になったとしています。
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その後両者は話し合いの結果和解することになったもののRazerはFDAの試験を受けていないにも関わらず効果を謳うことをやめるよう指示。さらにRazer Zephyrを販売したことによる販売収益相当約107万ドル(約1億6900万円)が制裁金として支払うことに合意したとのこと。またこの製品を制裁金を購入した消費者に対して返金あてるとしています。
今回の問題の1つはFDA、アメリカ食品医薬品局の試験を受けたという文言があったためでこれがなければセーフだったと考えられます。製品は通常版が99ドル(約1万6000円)、Pro版が149ドル(約2万4000円)、さらにフィルターは定期購入しなければならないというものになっていました。
今回の問題についてはRazer側はFDAの試験が云々というのはフィルターだけでマスク全体を受ける必要はなかったと考えていた可能性もあるのですが、そもそもなぜこのような製品を開発・販売しようとしたのか見た目も明らかにネタと考えられるのですが社名を汚す結果となってしまいました。