
ウクライナ当局によると、過去3ヶ月間に発射された北朝鮮産の弾道ミサイルを回収し調査したところ、全体の42%が空中爆発したり正しい方向に飛んでいかないなど問題が発生していると報告しています。
韓国メディアによるとロイター通信が今月7日に報じた内容として、ロシア戦争犯罪を調査するウクライナ検察は2023年12月から2024年2月まで、ウクライナ6ヶ州に向けて発射された北朝鮮産弾道ミサイル約50基のうち回収可能な21機の残骸も含め専門家らが回収・分析しました。その結果、北朝鮮製弾道ミサイルは故障率が非常に高いことが分かったとしています。
우크라 “러 군이 쏜 북한 미사일의 42%는 궤적 이탈·공중 폭발” [핫이슈] | 나우뉴스
https://nownews.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20240508601005&cp=nownews
この北朝鮮産ミサイルはロシア西部のベルゴロド、ボロネシ、クルスクなどから発射されたものでアンドリ・コスティンウクライナ検察総長室は「北朝鮮産ミサイルの半分ほどは事前にプログラムされた軌跡外れたり、途中で空中で爆発した」とし「このようなミサイルは今回収集できなかった」と説明した。
そのうえで、ミサイルの飛行軌跡と速度・発射などに基づいて全体的な調査結果として今回発表を行いました。事実上の事故率は42%で、目安として2基に1基は正しく目標に向かわない確立だったとしています。
▼ウクライナの当局が回収したハングル記載の破片

発射されたのはロシアが開発した地対地短距離弾道ミサイルをベースにしたとされる「北朝鮮版イスケンデル」とも呼ばれる火星-11型(KN-23)ミサイルだったといい、該当ミサイルが最後に発射された時期は2024年2月27日だと現時点で発表しています。
またこのミサイルの運用にあたって当然ロシア人が使えるようなものではないため北朝鮮が人材も派遣している可能性が高いと見ておりウクライナ側は合わせて調査しています。この結果がどうであれ北朝鮮にしてみれば兵器をロシアに売却できるうえ、兵器を実戦使用できるという経験を獲得できます。兵器不足に陥っているロシア側、それを供給できる北朝鮮側にとってもメリットは多いと考えられます。
우크라 “러 군이 쏜 북한 미사일의 42%는 궤적 이탈·공중 폭발” [핫이슈] | 나우뉴스
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この北朝鮮産ミサイルはロシア西部のベルゴロド、ボロネシ、クルスクなどから発射されたものでアンドリ・コスティンウクライナ検察総長室は「北朝鮮産ミサイルの半分ほどは事前にプログラムされた軌跡外れたり、途中で空中で爆発した」とし「このようなミサイルは今回収集できなかった」と説明した。
そのうえで、ミサイルの飛行軌跡と速度・発射などに基づいて全体的な調査結果として今回発表を行いました。事実上の事故率は42%で、目安として2基に1基は正しく目標に向かわない確立だったとしています。
▼ウクライナの当局が回収したハングル記載の破片

発射されたのはロシアが開発した地対地短距離弾道ミサイルをベースにしたとされる「北朝鮮版イスケンデル」とも呼ばれる火星-11型(KN-23)ミサイルだったといい、該当ミサイルが最後に発射された時期は2024年2月27日だと現時点で発表しています。
またこのミサイルの運用にあたって当然ロシア人が使えるようなものではないため北朝鮮が人材も派遣している可能性が高いと見ておりウクライナ側は合わせて調査しています。この結果がどうであれ北朝鮮にしてみれば兵器をロシアに売却できるうえ、兵器を実戦使用できるという経験を獲得できます。兵器不足に陥っているロシア側、それを供給できる北朝鮮側にとってもメリットは多いと考えられます。