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先日、中国海軍の通常動力空母『福建』の試験航海が実施されたと報じられていた件について、現地で撮影された写真が公開されました。

具体的に撮影さた日時は不明ですが、2024年5月1日午前8時15分ごろに離岸し始めたというもので、撮影された海域はもどこなのかは不明です。タグボートが存在していることから比較的に陸に近い海域ではないかと考えられます。

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福建は全長316mあり飛行甲板には3つの電磁カタパルトを搭載しています。電磁カタパルトを搭載している空母はアメリカの最新の米空母ジェラルド・フォード級しかなくこれを中国が保有しようとしているということになります。

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動力は化石燃料を燃焼する通常動力であり生成できるエネルギーの量は原子力よりも低いと考えられています。これが射出能力に影響してくるとも考えられます。一方で、これまでのスキージャンプで飛び立たせていた艦載機に比べ、カタパルト射出では重武装させることもでき空母としての戦闘能力は飛躍的に高まっているということになります。

同艦は今後数年かけ試験を行い軍に引き渡される予定です。

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