と言ってる暇があったのかは分かりませんが先日、養殖されたフグを食べたところ中毒症状が発生し病院に搬送される出来事があったと報じられています。
フグ毒…これは非常に有名ですが、フグに蓄積される毒はこの魚が食べている餌、正しくは甲殻類の細菌が分泌するテトロドトキシンが由来になっています。つまり天然の甲殻類を食べていない完全養殖されたフグであれば安全な餌をたべているため毒もない…ということになります。
しかしそうはなりませんでした。
RecordChinaによると、香港在住の王さんが先日「数時間前に友人と自分で煮たフグを食べたところ舌や手足がしびれめまいや胸の苦しさがでた」などと病院で診察を受けた内容を地元紙が伝えたと報じています。医師によると患者の話しなどからフグ中毒の症状の可能性が高いとして胃の洗浄などの治療を施し、経過観察を行い退院したとのこと。
この時王さんが食べたのは天然のフグではなく養殖されたフグだった点です。日本でも完全養殖されたフグの生産は既に始まっているのですが、完全養殖された環境下のフグであればフグ毒はありません。これは海洋・陸上どちらの養殖フグも同様で海底から距離を離せば(10m以上)、無毒のフグとなります。
記事では当時二人で養殖フグを食べたものの、王さんは肉だけではなく肝臓など毒が含まれるところも食べていたとのこと。また記事では「養殖フグは餌の違いによって毒性が天然物より低減しているものの、それでも卵巣や肝臓には強い毒が残っていることがある」と伝えています。
つまりいくら天然であってもフグ毒を作ってしまう成分を含む人工の餌を与えてしまっていれば中毒を起こすということになりそうです。ちなみになぜ毒入の食材が普通に一般人が購入できるのかは中国の闇となっています。
しかしそうはなりませんでした。
RecordChinaによると、香港在住の王さんが先日「数時間前に友人と自分で煮たフグを食べたところ舌や手足がしびれめまいや胸の苦しさがでた」などと病院で診察を受けた内容を地元紙が伝えたと報じています。医師によると患者の話しなどからフグ中毒の症状の可能性が高いとして胃の洗浄などの治療を施し、経過観察を行い退院したとのこと。
この時王さんが食べたのは天然のフグではなく養殖されたフグだった点です。日本でも完全養殖されたフグの生産は既に始まっているのですが、完全養殖された環境下のフグであればフグ毒はありません。これは海洋・陸上どちらの養殖フグも同様で海底から距離を離せば(10m以上)、無毒のフグとなります。
記事では当時二人で養殖フグを食べたものの、王さんは肉だけではなく肝臓など毒が含まれるところも食べていたとのこと。また記事では「養殖フグは餌の違いによって毒性が天然物より低減しているものの、それでも卵巣や肝臓には強い毒が残っていることがある」と伝えています。
つまりいくら天然であってもフグ毒を作ってしまう成分を含む人工の餌を与えてしまっていれば中毒を起こすということになりそうです。ちなみになぜ毒入の食材が普通に一般人が購入できるのかは中国の闇となっています。