ウクライナ東部ルハンシク。ウクライナ侵攻でよく耳にする地域ですが、先日都市郊外で爆発があり現場付近でフランス製の巡航ミサイル『ストーム・シャドー』の翼が発見されています。
— 🇺🇦Ukrainian Front (@front_ukrainian) May 20, 2024こちらの映像がルハンシクで発生した爆発です。何かが誘爆したかのような大きな煙が確認できるのですが、現場付近で回収された攻撃に使用された兵器のパーツ。予想では尾翼か主翼の構造が回収されそこにはフランスという文字と共にシリアルナンバーなどが記載されていたというものです。
⚡️Fragments of a 🇫🇷French SCALP-EG cruise missile were found near the impact site https://t.co/J2txria6H0 pic.twitter.com/47cL4yZ9bP
— 🇺🇦Ukrainian Front (@front_ukrainian) May 20, 2024
投稿によるとこの翼は度々登場するウクライナに供給された巡航ミサイル、SCALP-EG/ストーム・シャドウだと予想しています。
こちらの写真を見ても分かるように確かに後ろの小さい水平尾翼と形状が一致しています。
ストームシャドウはイギリスとフランス、イタリアが運用している空対地巡航ミサイルで全長5.1m、重量は1.2トンあります。現在イギリスとフランスがウクライナに供給しておりこれまでもロシアに対する複数の攻撃でこのストーム・シャドウによる攻撃の成功例報告されています。
例えば2023年9月にロシア軍のキロ級潜水艦を破壊したのはこのストームシャドウとされいるのですが詳細は明らかになっていません。