17日(現地時間)米国ABCニュースなど現地メディアによると、72歳ロニービルさんはアトランティックシティにあるカジノを相手に256万ドル(4億円)の当選金支払と精神的被害を補償する100万ドル(1.5円)の訴訟を追加提起する予定だと報道しました。

一体何があったのか。ロニービルさんはアトランティックシティにあるカジノでホイールオブフォーチュンという有名なスロットをしていました。当時既に1000ドル、約15万円を失っていたところ、いきなりスロット画面にジャックポットという点滅する単語が表示され巨額当選した額が間違いなく表示されました。

その額は約128万ドル(2億円)だったものの2倍が加わり、なんと256万ドル(4億円)に達したといいます。まさかの自体に驚くロニービルさん。しばらくするとカジノの職員がやってきてそこで言われたのはスロットの誤作動という言葉でした。

スロット画面にはリールチルトという文字があったらしく、スロットマシンの誤作動を示すものだったとのこと。ロニービルさんによると「当時、カジノの職員はスロットマシンの誤動作によりゲームが無効だと言われ、さらにカジノから離れてほしいと要求された」といいいます。具体的に当時どのような状況になっていたのかは不明ですが写真が撮影されており当選したことは間違いありません。報道によると弁護人側はカジノとゲーム会社であるIGTを相手に法定訴訟を準備中だとしており、カジノ側はIGTに全ての問題と責任があると主張しているとのことです。

スロットが仮に誤動作だったとしてなぜ当選額が表示されていたのか。通常であれば表示させる必要がなく使用できなくすればいいだけです。言い換えればやろうと思えば表示くらいは簡単にだすことはデジタルの時代では容易であり当選したとしても当選させないということも理論上は可能です。またロニービルさんがしてきたスロット自体も誤動作しているなかでやらせていた可能性もあります。本人によよると「何として勝ち取ってお金で人々を助けたい」と話しています。

ただし日本円にして5万円をカジノ側から受け取ってしまっているらしくこの受け取りを行なった時点で今回の当選無効問題は解決済みとなった可能性もあります。