UMPB D-30SN_3

ロシアのウクライナ侵攻で変化し続けているロシア軍。その一つ翼を備えた小型爆弾が今年3月に、ウクライナに落下していたことが確認されていたものですが、最近投稿された動画から航空爆弾の一種であることが確認されたと報じられています。

これはUMPB D-30SNという兵器でこれまでロシア軍では運用されていたことが確認されていなかった最新兵器の一つです。初めて確認されたのは2024年3月にウクライナ内で発見されていたもので、誘導爆弾KAB-250をベースに開発された飛び出す翼と補助翼を備えた新型の滑空爆弾ではないかとされていました。

Russia's Small Diameter Bomb-Like Weapon Seen In Action For The First Time
https://www.twz.com/air/russias-small-diameter-bomb-like-weapon-seen-in-action-for-the-first-time


そして最近、Su-34から投下されたUMPB D-30SNと考えられる映像が公開されたという流れになります。

UMPB D-30SN_1

UMPB D-30SN_2
こちらがSu-34に搭載されたUMPB D-30SN。

このUMPB D-30SNについてはアメリカが運用しているGBU-39 小直径爆弾と同等のものと考えられます。
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このように翼を展開して投下したポイントから110kmほど滑空したのち精密誘導されターゲットを破壊する兵器です。コンセプトとして小型にすることで1つのハードポイントに複数の爆弾を搭載することができるという点や威力を小さくすることで周囲への被害を抑えるという利点があります。

一方でロシアのものはハードポイント1つに1つのUMPB D-30SNとなっています。予想ではアメリカのGBU-39より大型と考えられます。

ロシア軍は現在自由落下爆弾ではなく翼を備えた滑空爆弾の配備を進めており、その理由はウクライナ側の防空網が今も強力であるためと考えられます。いずれにしてもロシア軍の兵器にも変化が見られておりさらに大型の兵器、より滑空距離が長い兵器などが登場する可能性があり、それに対応する兵器もウクライナ側は必要となるということになります。