ウクライナに供与され現在運用されているのはアメリカのMRAP、マックスプロと呼ばれる装輪タイプの装甲車です。先日、この車両がロシアからの激しい攻撃に晒されながらも走り続ける映像が公開されました。
撮影されたのはウクライナとロシアが戦っている前線となるハシフ・ヤールという地域です。ここは5月以降ロシア側から大規模な攻撃にあっておりウクライナ側も対抗しているのですが、非常に危険なエリアをアメリカのMRAPを通過したときの映像が公開されました。
こちらがその映像です。書き込みでは複数の自爆ドローンや迫撃砲の攻撃に絶えたたとしており、映像では4回の爆発が確認されました。ただ、これが自爆ドローンなのか迫撃砲なのか動画には機体などが確認できず詳細は不明です。非常に近く爆発しており、威力も異なるため異なる兵器が着弾していることは間違いないと思われます。
この映像についてMRAP、マックスプロを開発したもと設計者のニール・カーン氏が反応しており、「MRAPの設計に関われたことをとても誇りに思う。この機体はウクライナでも何千人もの命を救った」と述べています。
▼MRAP インターナショナル・ミリタリー・アンド・ガバメント LCC(IMG)が開発。マックスプロの名称は、マキシマム・プロテクション(Maximum Protectin、最大級の防護)に由来する。
Video of a Ukrainian MaxxPro MRAP surviving multiple UAV and mortar strikes in the Chasiv Yar area.https://t.co/4Kd6JKRwNh pic.twitter.com/WhnSphVu0x
— Rob Lee (@RALee85) May 31, 2024
こちらがその映像です。書き込みでは複数の自爆ドローンや迫撃砲の攻撃に絶えたたとしており、映像では4回の爆発が確認されました。ただ、これが自爆ドローンなのか迫撃砲なのか動画には機体などが確認できず詳細は不明です。非常に近く爆発しており、威力も異なるため異なる兵器が着弾していることは間違いないと思われます。
この映像についてMRAP、マックスプロを開発したもと設計者のニール・カーン氏が反応しており、「MRAPの設計に関われたことをとても誇りに思う。この機体はウクライナでも何千人もの命を救った」と述べています。
▼MRAP インターナショナル・ミリタリー・アンド・ガバメント LCC(IMG)が開発。マックスプロの名称は、マキシマム・プロテクション(Maximum Protectin、最大級の防護)に由来する。
MRAPは過酷な戦場での迅速な修理やメンテナンスが行えるよう標準化された部品を使用しており作戦即応性を考慮した設計思想が取り入れられています。アメリカでは軍事援助パッケージの一環として、この車を両数十台をウクライナに送りました。
MRAPが激しい攻撃に耐えて動作を継続する能力としては車体の底をVの字にすることで地雷や埋められた砲弾を爆発させる即席爆発装置から乗員を守るなど、過去の戦闘特に中東で発生したテロとの戦いでの経験が生かされていると考えられ被害を抑える設計の重要性が浮き彫りになりました。