大量の空撮映像が撮影されているウクライナ。そんな前線地域でウクライナとロシアの兵員装甲車が近距離に接近しつつ大口径の機関砲を双方が打ち合うという珍しい戦闘映像が撮影されました。
撮影された日時は不明ですが、記事によると左側はウクライナの第47機械化旅団が運用するアメリカから供与されたM2ブラッドレーで、右からはロシア軍のBTR-82と考えられる車両が一本道で攻撃し合うというものです。Makin gila saja footage perang di Ukraina, kali ini kita bisa melihat dua ranpur IFV legendaris, BTR-82 Rusia dengan meriam otomatis kaliber 30mm, "berpapasan" dengan M2 Bradley Ukraina dengan meriam otomatis kaliber 25mm. Entah ini bagaimana akhirnya, tapi di video ini kita bisa… pic.twitter.com/ww1k274kRa
— Random World War (@RandomWorldWar) June 8, 2024
この映像では冒頭からM2の25mm砲、M242ブッシュマスターの激しい攻撃に晒されるロシア軍のBTR-82が映し出されており、既にこの時点のBTR-82の乗員には相当な被害がでていると考えられます。その後、双方がお互いに交差しMTR-82は道を外れ停止しました。
ウクライナ側の被害はでていないと考えられるものの、これまでもM2ブラッドレーによりロシア側の戦闘車両などを破壊する映像はいくつか撮影されており前線で有効に運用されていることも確認できます。
一方で打たれ弱いという兵員装甲車の潜在的な弱点もあるのですがウクライナとしては兵器がないよりかは良いとう状況になっていると考えられます。アメリカとしては今後もM2ブラッドレーなど複数の戦闘車両を供与することが決定しており、アメリカ産の兵器がロシアの兵器と前線で戦うということになります。