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21世紀にゴミを飛ばして喜んでいる国家、北朝鮮。その風船が落下する韓国では車が凹むなど被害もでているのですが、この場合掛けた保険で対応できるのでしょうか。

韓国メディアKBSによると、先月28日から韓国側に飛び始めた汚物風船は1,600本を超えており、もしその落下物が直撃するなどして被害が出た場合どのように対応されるのか実際の例を紹介しています。

これは今月2日、ソウル市南部に位置する京畿道安山市に墜落した汚物風船による被害です。主な被害は駐車していた乗用車に落下しフロントガラスが損傷したというものです。所有者は保険会社に自車損害担保、別名自車保険処理を申請したといい結果として修理費用の53万ウォン、約6万円のうち自己負担金を差し引いた残りの33万ウォン(3万7000円)は保険会社が支給するものとして処理したといいます。

[이슈픽] 오물풍선에 박살난 내 차…보험 처리는? | KBS 뉴스
https://news.kbs.co.kr/news/pc/view/view.do?ncd=7986029

つまり保険が効いたというものです。一方で気になるのは保険料の割増。
記事によると当該保険会社では汚物風船は『落下物』として処理しており来年保険金については割増せず、代わりに割引を1年猶予することになったとしています。昨年と同じ保険料として処理しました。

保険料について他の例ではどうなのか。車ではないものの空中を浮遊することで例えば旅客機が飛ばないなど旅行の日程がずれることで発生する問題はどうなるのか。これについては海外旅行者保険を通じて補償を受ける道あるものの飛行機が遅れたときに補償する「航空機遅延損害」の特約に加入していなとダメだとしています。

政府としては今回の事態を皮切りに、汚物風船による各種被害補償の法的根拠づくりのための民防衛基本法改正を推進する予定だとしており、今後定期的に行なわれるだろうとして対策していく予定です。