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先日韓国政府は沖合にあるとする新たな石油・ガス埋蔵可能性発表した件について、この内容を信頼していると解答した国民はわずか28%にだったことが明らかになりました。

これは韓国の民間企業、世論調査専門機関韓国ギャロップが行ったもので保守層が強い大邱・慶尚北道では「信頼しない」(44%)と「信頼する」(40%)が同じ水準だったものの、ソウルをはじめとする首都圏は「信頼しない」が60%以上を上回っており、湖南の場合は71%と開きがでているとしています。

대통령 밝힌 동해 석유 가능성…10명 중 6명은 '신뢰하지 않는다' - 노컷뉴스

石油・ガス田が見つかれば国にとっては大きな利益となるのですが、なぜ政府の発表を信頼していないのか。その理由は定かではないのですが、今回発見された油田の規模は世界最大級の140億バレルの石油・ガスが埋蔵されている可能性がある、米テキサス州ヒューストン郊外に本社があるコンサルティング会社の責任者を務めるアブレウ氏が先にそのように語っています。

仮に試掘されたとして石油が出てくる可能性は実は20%しかなく、この確率については低いわけではなく現在世界的標準的なものだとしています。

いずれにしても近海では450万バレルのガスが埋蔵されていることを過去に確認しており、商業開発は2021年に完了しています。今回の新たな油田・ガス田が確認されれば韓国で消費される29年分の石油に匹敵する量だとしており積極的な開発が進んでいくものと思われます。