image119

日本国内ではそろそろ旬を迎えるスイカ。今の時期だと3000円前後が相場になるのですが、これに関して在日中国人が中国のSNSで「高くて食べれない」と伝えたところ話題になっていると報じられています。(画像は参考資料)

中国のSNS・微博(ウェイボー)で140万のフォロワーを持つ在日ブロガーは12日、「日本での生活はほかは良いのだが、何せ果物が高くて食べられない。今日、階下のスーパーに行ってみてびっくりした。とんでもない」とつづり、同スーパーで売られている果物の写真を添付した。

RecordChina
日本の一般消費者が利用するスーパーで売られている果物の価格が世界基準から考えると非常に高価というのは定期的にネタにされる話しでもあるのですが、今回は中国です。

記事では写真などを添えてスーパーで売られている果物の値段が記載されていたらしいのですが、例えば有名なふじりんごであれば4つで1058円、1つあり250円と確かにそのくらいの値段です。またブリーベリーは1058円、ハウスみかんが6つで1706円、スイカは2678円と例えるならばバイトの1時間の時給を遥かに超えるような価格になっていることが分かります。

このSNSユーザーは「売られているのはそこらにある普通のスーパーだ」と、セレブがいくようなところではないとしたうえで、「こんなに高いもの誰が食べているのか、私は食べられないよ」と綴っていたといいます。

価値観の違いにビビる中国人

この投稿を見た中国のSNSでは「換算するとシャインマスカットは300元?とんでもないな…」「果物と思って買っちゃダメ。大ごちそうだと思わないと」「この中では、リンゴはまだましだな」「日本の果物農家はがっぽり稼いでるんじゃないか?」といった声が上がっていたとのこと。

ただ日本の果物だけが高いというわけでもなく「アメリカとヨーロッパに行って帰ってきたけど、向こうの果物はおいしくない上に値段も高い」「欧米に比べたら日本はまだいい方だと思う」との声や、「中国でも高くなってる。モモが4つで20元(約440円)。気が狂うかと思った」「中国でも安い果物はそれなりだし、高い果物はおいしい」と値段相応の味はあるという評価をしています。

確かに日本の果物は言われてみれば高いのですが、私達日本人としてはその価格が当たり前となっておりなとも思いません。一方で仮に安価にしたところで消費する量が増えるとも考えられない時代でもあるため、日本の限られた農地面積における産業を維持するためにもブランド物が好きな日本人に対して高級路線に行ってしまうというのは仕方ないものと思われます。