記事によると攻撃が行なわれたのはロシアのロストフ州にある空軍基地です。この基地には大型の爆弾を搭載できるSu-34という戦闘爆撃機の飛行隊があり通常であれば10機以上が駐機されているといいます。

활공폭탄에 치떤 우크라, 러 비행장에 드론 ‘벌떼 공격’[포착] | 나우뉴스
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ウクライナはロシアの航空戦力を削るためこの基地に対して夜間に大規模な自爆ドローン攻撃を実施。その規模は少なくとも70機以上を一度に飛び立たせSu-34を破壊するという飽和攻撃が行なわれたとしています。

使用されたドローンは不明ですが「ドラゴン」「スプラッシュ」と呼ばれる2種類が用いられたとしており、ウクライナとロシアの前線から少なくとも240km離れた基地まで飛行したといしてます。

現地で撮影された映像では基地付近にあるロシアの対空機関砲がドローンに向けて攻撃する様子が確認されており間違いなく基地まで飛行していたことは確認されています。攻撃の後に撮影された衛星写真ではSu-34の駐機スペースと考えられるところに黒ずんだ痕が複数確認されており当時ここに機体があり被害が出たのかはよくわかっていません。



また格納庫に対してもドローン攻撃が行なわれており、内部でメンテナンスを受けていたと考えられるSu-34 2機の姿が見えおり何らかの被害が出た可能性があります。

非公式のロシア側の発表としてロシア軍消息筋としてこの攻撃でパイロットを含む6人が死亡し10人が負傷したと伝えています。ただSu-34にどれだけの被害がでたのかは依然として不明です。この攻撃で使用されたドローンについては仮に100機使われたとしても予想ではSu-34 1機を大幅に下回る費用で実際されたと考えられ費用対効果が非常に高い成果が得られたと考えられます。

ウクライナは今年4月にも大規模なドローン攻撃を実施しており、この時は最低6機のSu-34を大破させ、8機を損傷させたと発表しています。