世界最大のロケット、スターシップ。これを運用しているのはアメリカの民間企業スペースXになるのですが、このスターシップについてスーパーヘビーについて巨大化したブロック2が近々登場するとしています。
現在スターシップの次回の打ち上げは7月下旬に設定されており、この打ち上げは5回目となります。現在スターシップは開発中でいずれも試験打ち上げが続いてます。一方でスペースXは8番機となる8本目のブースター、スーパーヘビーBlock2を部分的に製造しているとしています。
Eighth SpaceX Booster Is a Redesigned Block 2 | NextBigFuture.com
このスーパーヘビーBlock2は全長が10~20%ほど長く、内部の燃料を更に多くすることができるためさらに重い貨物を上部の宇宙船に搭載することができます。
具体的な性能については過去の発表としてブースターを巨大化したものは『スターシップ2』という名前が付けられています。『スターシップ2』 は推力280トンのラプターエンジンを使用しており、ブースターは71mから72.3mに巨大化します。一方で上段のスターシップについても大型化されておりこちらは50.3mから52.1mに延長されます。トータルの長さは121.3mから124.4mと3.1メートル程度長くなります。これにより地球低軌道に対して100トン以上を打ち上げることができます。
またこちらの画像でも示されているように更に拡張したスターシップ3も構想されており、こちらは最大200トンを地球低軌道に投入可能で全長は150mに巨大化します。
スターシップの打ち上げスケジュールとしては次の5回目の試験は7月下旬、6回目は8月中、7回目は9月、8回目は10月と毎月打ち上げる予定となっています。これほど巨大なロケットを毎月打ち上げるという世界のどの組織もついていけいない規模になっているのですが、その背景には急がなければならないアメリカの宇宙開発という側面も見え隠れしています。
Eighth SpaceX Booster Is a Redesigned Block 2 | NextBigFuture.com
このスーパーヘビーBlock2は全長が10~20%ほど長く、内部の燃料を更に多くすることができるためさらに重い貨物を上部の宇宙船に搭載することができます。
具体的な性能については過去の発表としてブースターを巨大化したものは『スターシップ2』という名前が付けられています。『スターシップ2』 は推力280トンのラプターエンジンを使用しており、ブースターは71mから72.3mに巨大化します。一方で上段のスターシップについても大型化されておりこちらは50.3mから52.1mに延長されます。トータルの長さは121.3mから124.4mと3.1メートル程度長くなります。これにより地球低軌道に対して100トン以上を打ち上げることができます。
またこちらの画像でも示されているように更に拡張したスターシップ3も構想されており、こちらは最大200トンを地球低軌道に投入可能で全長は150mに巨大化します。
スターシップの打ち上げスケジュールとしては次の5回目の試験は7月下旬、6回目は8月中、7回目は9月、8回目は10月と毎月打ち上げる予定となっています。これほど巨大なロケットを毎月打ち上げるという世界のどの組織もついていけいない規模になっているのですが、その背景には急がなければならないアメリカの宇宙開発という側面も見え隠れしています。