今年1月、ウクライナのハルキウ市に近いロシア側のベルゴロド上空を飛行中に墜落したのはIl-76というロシア軍の輸送機です。この輸送機にはウクライナの捕虜が乗っていたとされているのですが、その残骸を公開しました。
紹介している写真や映像、説明などは全てロシア側が発表しているもので、海外の捜査機関は一切入っていないものになるのですが、まず今回の2024年1月24日に発生したIl-76軍用輸送機の撃墜に関して、ロシアの捜査委員会はウクライナが西側から供与されたパトリオットにより撃墜したと主張しています。
調査員らは爆発の位置が理論を裏付けていると主張しています。
ミサイルの弾頭が飛行機の飛行方向左側の上部前部で爆発したと主張している。彼らは墜落現場でミサイルとされる破片を発見したと報じられています(写真なし)。
現時点での主な発表は以上ですが、まずパトリオットが使われたとする破片については、既にパトリオットはウクライナ各地で運用されているため別の現場で拾った破片を使った可能性もあります。
ウクライナ側はそもそもロシア側の発表はロシア政府が主導してい行なわれているため、公平な調査がおこなわれておらずこの結果は否定しています。またそもそもなぜこの輸送機に捕虜が乗っていたのか、ウクライナ側は戦時中の被拘禁者の扱いに関する国際法の遵守について疑問もあるとしています。
調査員らは爆発の位置が理論を裏付けていると主張しています。
ミサイルの弾頭が飛行機の飛行方向左側の上部前部で爆発したと主張している。彼らは墜落現場でミサイルとされる破片を発見したと報じられています(写真なし)。
Russia's Investigative Committee released images of the wreckage of the IL-76 plane, which was shot down in the Belgorod region on January 24 while transporting Ukrainian prisoners of war.
— FL360aero (@fl360aero) June 26, 2024
The Investigative Committee specified that the explosion of the missile warhead occurred… pic.twitter.com/LWpMR3kbev
現時点での主な発表は以上ですが、まずパトリオットが使われたとする破片については、既にパトリオットはウクライナ各地で運用されているため別の現場で拾った破片を使った可能性もあります。
ウクライナ側はそもそもロシア側の発表はロシア政府が主導してい行なわれているため、公平な調査がおこなわれておらずこの結果は否定しています。またそもそもなぜこの輸送機に捕虜が乗っていたのか、ウクライナ側は戦時中の被拘禁者の扱いに関する国際法の遵守について疑問もあるとしています。