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最近毎日のように報じられる「ブレーキが効かなかった」という事故。その99.9%は以上はドライバーの踏み間違いによるものですが、今回はブレーキが効かなかったなどと主張してる人間のフットカメラ映像が韓国で話題になっています。

韓国メディアJTBCによるとこの映像は2023年、ソウルの梨泰院で、20年の『ベテラン』タクシードライバーが急加速したと主張する事故です。このタクシーの運転手は車の急加速を恐れ足元を撮影する『ペダルドライブレコーダー』を設置していました。

[단독] '급발진 주장' 20년 경력 택시기사…'페달 블랙박스' 영상에 반전이 | JTBC 뉴스

つまり急加速した原因は自分のペダル操作ミスではなく車に問題があるということを証明するためのペダルカメラになるのですが、事故当時の映像にはもちろんドライバーがみずからアクセルを踏み続ける当たり前の様子が撮影されていました。

韓国メディアによると、実はこのような事故でペダルドライブレコーダーの映像が公開されたのは今回が初めだとしています。



映像ではドタイバーが路地をゆっくりすすみ右に曲がったところで急加速し始めました。このタクシー120m暴走し民家の壁に激突しました。

警察の取り調べで、このタクシードライバーは「ブレーキを踏み続けたが、うまくいかなかった」と供述し車が勝手に急発進したと主張しました。そこで自ら設置していたフットドライブレコーダーを確認したところ、衝突まで一度もブレーキを踏んだ痕跡は確認されず、永遠とアクセルを連続して何回も踏み続けていたことが分かったというものです。

この動画は140万回再生されており注目されているのですが、この事故でもわかるように踏み間違いドライバーが自らの運転操作を過信した挙げ句、全く異なる説明をしていたことが分かる映像となっています。もちろんドライバーはブレーキと勘違いしアクセルを踏み続けていたということになるのですが、世界中で発生する同様事故は全て共通しています。

言い換えれば今後ドライブレコーダー及びペダルドライブレコーダーというのは高齢ドライバーを中心に必須となってくると考えられ、被害者としては加害者の嘘、勘違いの証言で苦しめられることもなくなると考えられます。