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今月9日、イタリアのミラノ・マルペンサ空港でブラジルの航空会社が運用する旅客機が機体後部を激しく擦りながら離陸するという珍しい映像が撮影されました。

AIR LIVEによるとこの事故はLATAMブラジル航空のボーイング777-300(登録番号PT-MUG)がミラノ・マルペンサ空港から離陸しようとしたときに発生したとしており、同空港の35Lから離陸中に機首を上げすぎたことで後部を激しく接触させました。

BREAKING CCTV footage emerging of LATAM Boeing 777-300 experiencing severe tail strike at Milan Airport
https://airlive.net/emergency/2024/07/11/breaking-cctv-footage-emerging-of-latam-boeing-777-300-experiencing-severe-tail-strike-at-milan-airport/#google_vignette



こちらがその映像になるのですが、離陸速度に達していない速度で機首上げをしているように見えるのですが、結果的に後部が激しく接触。機首下げすればいいもののそのままの姿勢で約10秒間ほど加速し続け離陸しました。

この機体は結局1時間くらい空港の回りを旋回し、同じ空港に再び緊急着陸することになりました。伝えられるところによると、この事故で飛行機に大きな損傷が確認されたとしています。

ただこの機体の情報としては2日後の11日にはフライトしている履歴が残っており既に修理済みと考えられます。