F-22

世界初のステルス戦闘機して運用を行ったF-22。配備から数十年が経過した今も対空戦闘では右にでる機体はほぼないと思われるのですが、航空戦闘軍団ケネス・S・ウィルスバッハ司令官は、現時点でF-22の後継機にあたる機体は存在していないと主張しています。

F-22が誕生以降、アメリカではF-35といった戦闘機が開発され運用が始まっています。一方でウィルスバッハ司令官は「F-22 は素晴らしい航空機です。現在、我々はこのジェット機のアップグレードをいくつか計画していますが、現時点では F-22 の正式な後継機はありません。」と主張しています。

アメリカでは現在第6世代戦闘機(アメリカではNGAD)の開発が既に始まっているのですが、この機体がF-22の後継機となるのかとう点を質問されたところ回答は控えたとしており、「ほとんどの人が知っているように、私たちはNGADの情報源を選定しているところです。私の弁護士はNGADについてあまり話さないようにと私に忠告している」としています。

ただ、NGADについては現在における戦闘機のコスト削減があるとしおてり急速に変化する空中戦の現実も考慮していることを考えるとNGADの将来性は不透明になるのではないかとしています。

そのうえで、現在アメリカで運用されいているF-22 Block20という比較的旧式となる機体について32機をどうするか考えられていることについて「維持することに賛成している」といい「訓練に役立つ意外も緊急事態が発生した場合もこの機体を使える」としており、保有し続けることが良いという主張をしています。

Gen_Kenneth_S._Wilsbach_(2)

ウィルスバッハ司令官はF-15、F-16、F-22といった機体をこれまで4500時間以上の飛行経験があるパイロットでこれまでアメリカが行った戦闘に71回任務を行ったことがある人物です。